Wattmanというリサイクルショップが今月開店したようだ。
一度だけ入ってみた。
建物は二階建てで、一階はどうやら衣類を扱っている。古着屋といってもいい
のかな。
二階はいろんなリサイクル品が処狭しと置いてある。洗濯機、冷蔵庫、テレビ
などの電化製品。ギターや電子ピアノなど趣味や娯楽関係。金、宝石など装飾
品。まさか店内を撮影させてくれとはいえないので当然写真はない。その代わ
りに外観をたくさん写してきた。
二宮でこういった店舗がはたして成功するかどうかはっきり言って疑問だ。
この店はマックスバリュ二宮店の道路をはさんだ向かい側にある。かつて
西友二宮の向に小規模ながらやはりリサイクルショップがあった。1年ともた
ずに廃店とあいなった。要するに住民の資質だと考える。ベッドタウンとして
のこの地区はそういったものを必要とする人々がたくさん住んでいるとは考え
にくい。住民の多くは中流層である。中古を売りたい思う人は必ずどこにもい
るが、それを買いたいというほど困窮しているひとはここには少ないはずだ。
二宮で商売するには、規模が大きければ大きいほどリスクがある。ちなみに
駅前商店街は例によってシャッター通りである。いくつか営業している店も
だいたいがカンコウとりである。こういった商売気がない町もめずらしい。
閑静な町という特徴を活かせばむしろ観光ビジネスホテルなどがあっている
のではないか。へんなのが皆無なのがかえってよい。湘南海岸や箱根に近いし
富士山や伊豆への旅もここから行くぶんそれほど苦にならない。大山詣も気軽
にすむ。丹沢もすぐそこだ。海も山もある。空も近い。天気さえよければいつ
でも富士山を眺めながらすごすことができる。その気になれば満天の星空が
気軽にみえる。こんな温暖で恵まれた場所はどこにでもあるわけではない。
東京五輪のときはここを基地として冷房のほどよく効いた大型バスでゆく。
二宮にはホテル商売が一番あっている。駅前に第一二宮ホテルを、ほどよい
奥地に第二二宮ホテルを将来建てたいとおもう。東京のどこかに第三二宮
ホテルを建てれば準備万端オケーだ。すべてをシャトルバスで結べばよい
ではないか。
