会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

自動車の燃費とエンジンの「あたり」

2005-04-19 22:51:31 | いろんなこと
ずっと自動車で通勤をしていましたがいろいろな事情でしばらく電車で通勤していたのですが今年になってから自動車通勤を再開しました、身の丈も考えずに大きな車を所有しているのですがこの車、すこぶる燃費がよろしくない、週に一辺バッテリー上がりを防ぐために乗っていたぐらいだから当たり前ですが。

その車での通勤を始めて2回目の給油時に燃費を計算したらほとんど良くなっていません、7.2Km/lぐらいしか走らないのです、スピードは極力出さずかつ流れの妨げにならないように乗っているのですがこの車にはインテリジェント何とかいうありがたーい機構が付いていて運転者の運転特性を学習するんだそうです、その機構のおかげ?で50km/hになってもトップにギヤが入りません、そのまま60km/hに到達してしまうので燃費があがる道理もないわけです、どこがインテリジェント?。

わたしはトヨタに言いたい。

「金返せ!」と。

な訳でスピードを出さなくても変わらないのであればと少しアクセルペダルを余計に踏み込んで運転し始めたら少しして45km/hでトップに入るようになりました、このひねくれ者!でもこれで次回の給油時には燃費も良くなるだろうと気を取り直しました、そして次の給油時に燃費を算出したら7.9km/lにあがっていました、次は8.2km/lその次は8.4km/l、そしてついに前回は9.1km/lにまで上がったのです、これにはいくつかの理由が考えられます。


・インテリジェントなんとかがインテリジェントになった。

自分はマニュアル車を乗っていたころは早めのシフトアップを心がけていたのでそれを検知したという事?



・春めいた気候により平均気温が上がってきた。

一般的に暑い季節のほうが燃焼効率アップに寄与すると思われる。



・走行距離がまだとても少なく毎日乗ることによって距離が伸び、エンジンのシリンダーとピストンの当たりがついてきた。

実はこれが一番重要でこれはどんなに機械工作精度が上がっても人工的にあたりがついた状態を作り出すことはできないということです、新車時高速道路をかなりの距離走行したときの燃費も8km/lに遠く及ばなかったのですから。


ちなみに「あたり」とは・・そう、靴を新調して毎日足を通すごとにだんだん足に馴染んでくる、そんな感じですか、かなり乱暴だけどうまく説明できません。

昔、カーメカニックをやっていたのですがこんなことがありました、エンジンをオーバーホールするときはシリンダとピストンやバルブ等の機構部品がついていた状態がわかるように、つまり何番目のシリンダのピストンとかが分かるように整頓しておくのが基本中の基本なのですがある同僚がそれを怠ってエンジンを組み上げて始動したらとんでもない音が発生したことがありました。

走行距離がとても少なければそれほどでもないと思われるますが距離を走ったエンジンは完全にあたりが付いているので大変なことになるのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。