ブルッタ

「BuruTta」と書きます、面白そうなので買ってみました、似たようなものをNHKで放送していた気がします、このときはややアプローチが違っていましたが振動を物に伝えて音を出すという点では同じです。

原理は至って簡単でオーディオをかじったことがある人間ならば誰でも即座に理解できるはず、スピーカーのコーン紙の代わりを「物」にさせるわけです。

我が家は基本的に日本家屋、四つの部屋の内三つが畳部屋、そんなわけでこいつを生かせる部屋が実は無いのです、でも畳の上に置いて聴いてみましたが驚いたことに体に振動が伝わるほどの低音が響くのです、これは集合住宅ではトラブルの元になるかもしれません。

どんな音と言えないのが正直なところでこいつをどこに、何に置くかで節操も無くあからさまに音が変わってしまうのです、最低でも硬く、ある程度以上の面積が有るものでないとだめですね、ガラステーブルなんかいいかもしれません、恐らく高音を損なうことも無いと思うのです。

でも墓石とか硬くて頑丈すぎるものは音がほとんど聞こえないのではないでしょうか？

どんなものが聴くに堪えるかと職場に持ってきて昼休みにやってみました、いろいろ言われそうなので大きな音は出せなかったのですが昔から事務所等でよく見かけるスチールの机の上に置いて聴いてみたらこれがなかなかいい音でした。