今でこそステレオなんて当たり前でそれを意識することもないし今の人たちにとってステレオという言葉自体馴染みがなく死語になっているかも知れません、今は「サラウンド」の時代。
レコードを作ったりそれを再生するにあたってある約束事があります、それは[RIAA規格」と言われるものです。
レコードの物理的な録音再生特性の制限から録音時は低音域のレベルは低く高音域のそれは高くし、再生時はそれとはまったく逆の特性で再生するというのが大まかな「RIAA規格」のうちのひとつの約束事。
もともと低音域はその振幅エネルギーが大きくレコードに刻まれる溝自体が大きくなってしまうのでそれを避けるために低レベルで録音し、高音域はエネルギーが小さいので高レベルで録音します。
このまま再生したのでは低音がまるで出ず高域はシャーシャーという感じになるので再生時にはこれと全く逆の特性で再生します、これで低域はしっかり再生でき高域特有の「サー」とか「シー」という雑音を圧縮して耳につかないようにするわけです。
これを「(逆)RIAAイコライザーカーブ」と言います。
理論上は再生時完全にフラットになるわけですがもちろんIT技術のない昔のことだから実際には絶対にフラットにはならないのです、回路技術や半導体素子の選び方でその特性はいろいろと個性が出てきます、これがプリアンプやフォノ・イコライザー・アンプの個性になるのです。
マランツ#7やマッキントッシュC-22なんてのがつとに有名で未だに数十万円もします。
レコードを作ったりそれを再生するにあたってある約束事があります、それは[RIAA規格」と言われるものです。
レコードの物理的な録音再生特性の制限から録音時は低音域のレベルは低く高音域のそれは高くし、再生時はそれとはまったく逆の特性で再生するというのが大まかな「RIAA規格」のうちのひとつの約束事。
もともと低音域はその振幅エネルギーが大きくレコードに刻まれる溝自体が大きくなってしまうのでそれを避けるために低レベルで録音し、高音域はエネルギーが小さいので高レベルで録音します。
このまま再生したのでは低音がまるで出ず高域はシャーシャーという感じになるので再生時にはこれと全く逆の特性で再生します、これで低域はしっかり再生でき高域特有の「サー」とか「シー」という雑音を圧縮して耳につかないようにするわけです。
これを「(逆)RIAAイコライザーカーブ」と言います。
理論上は再生時完全にフラットになるわけですがもちろんIT技術のない昔のことだから実際には絶対にフラットにはならないのです、回路技術や半導体素子の選び方でその特性はいろいろと個性が出てきます、これがプリアンプやフォノ・イコライザー・アンプの個性になるのです。
マランツ#7やマッキントッシュC-22なんてのがつとに有名で未だに数十万円もします。