会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

長足の一歩

2007-12-15 08:29:05 | (非)常識のページ
昨日、午後4時過ぎ忙しくしていた時社長が書類を見ながら私の方へ歩いて来ました、何か用がありそうでしたが私が忙しそうにしていたのを見て取ってそのまま普段の社長の居場所の経理室に戻って行きました。

終業ベルが鳴って一段落していつものようにベンダーで買った紙コップに入ったコーヒーを自分の席でゆっくり飲んでいたらまた社長が近付いてきて手に持っていた印刷された紙を見せてくれました、嫌な予感がする、また間抜けな仕事をやって客からクレームが来たのかな?

その印刷物を指し示しながら話し始めたのは自社システムの商品マスターに関してのことでした。(ほっ!)

今度商品マスターをシステムに簡単に更新、反映できるソフトを組み込むのだという話でした、システムメニューからそれを実行できるようにするというのです、ということは社長の気分で・・ということがなくなり必要な情報を必要な時に反映できるということになります。

やればできるじゃないか、長足の一歩ですね、苦節?十年やっと「ふつー」の環境になるわけです、これでシステムメニューにあるのに誰一人過去に一度も使ったことのない「見積もり」を使えるようになるかも知れません。

ふ~ん・・・、あっそー、んじゃ今、自分が手入力している一万件超のデータ入力はまったくの無駄な仕事?でしたね。

なんか力が抜けて怒る気にもなりません、まあこんな無駄な仕事をさせて給料を払うのは会社だからどうでもいいですけど・・。

数十時間という自分が費やした無駄な時間に払うお金をみんなが一生懸命稼いでくれたことになります、嬉しい限りですね、しかもそれとは別に恐らく数十万円かけて今回のシステムバージョンアップをするのでしょう。

原価意識が丸でないのです、すべての「物、人、行動」にはコストが掛かっているんです、だからそれの元を取るために効率のよいシステムを作らなければならないのですよ。

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