会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

ほんとにこれでいいの?

2007-09-29 10:50:24 | ISO14001(USO800)
職場ではISOの一環で社員全員に小さなカードを持たせています、裏に行動指針が刷られていてその中から「自分はこれをやる」というのを選んで見開きに手書きで写し取りそれを空で言えるようにしていなければなりません。

でもこれがやたら長くて専門用語が入っていたり条文のような宣誓調の文句なんです、それを年一回ISOの認証業務を委託されている業者が監査に来たときに喋くるのです。

なんで「私は不要な明かりは消します。」とか「私はアイドリングストップをしています。」とか「落ちているごみは必ず拾ってゴミ箱に入れます。」とかの至極簡単で誰にでも分かりやすいものにしないのでしょう、言わされたものってなかなか本気にはなれませんよね。

もちろん根回しがちゃんと出来ていてしゃべらされる人間には前もってその旨知らされています、茶番だから当然でしょう。

以前に何度か書いたかもしれませんが最近の若い人達はとやかく言われることが多いですがその多くは環境に好いと思うことは実は自発的にやっている人がとても多いのです、ただシャイなだけでいわゆる「大人」たちに分からないだけなんです、職場の年寄り連中は見習うべきですね。

去年職場とは無関係のあるISOのコンサルタントを生業としている方に相談したことがあります、その中で

「あなたの職場でやろうとしていることはISOにそぐわない面もある、おそらくあなたの職場が依頼したコンサルタントが万が一認証を通らないと困るのでそのコンサルタントの自衛手段で盛り込んだ内容ではないだろうか」

ということでした、そしていわく「私なら絶対にそんなことはしません」と言っていました、そして「普段環境に好いと思い実行していることを自分を信じてやり続けることが結果としてISOに沿った行動につながります。」と締めくくっていました、結局それが一番大事なことなんですね。

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