会社を卒業したのんちおじさん。

人生は知恵と工夫と思いやり!
優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない -ラルフ・W・ソックマン-

都道府県の一覧をEXCELで

2011-10-15 08:03:09 | Excelのお話
都道府県の一覧をEXCELのオートフィルで使いたい、確か自前のオートフィルのリストを作れたはずと思って探したらそのものずばりのページがありました「自作連続データの挿入」というところで都道府県の一覧も載っているので紹介してある通りにやってみました、結果はNG!

えっ?!なんで?何度やっても「北海道」「北海道」・・・が続いてしまうのです、これならば一つ一つ入力した方が速い、でもそれじゃあOffce-Masterの名折れ。

どこが悪いんだろうと出来上がった「ユーザー設定リスト」を注意深く見てみると「北海道」「青森県」「岩手県」・・・それぞれのデータの間が間延びして見えます、どうやら空白が入っている模様、だから「北海道」と入力してもオートフィルができなかったことが分かりました。



そこでB1に「=IF(MID(A1,4,1)="県",LEFT(A1,4),LEFT(A1,3))」と入力しB47までコピーしB1:B47をコピー「形式を選択して貼り付け」で「値」を選び同じ範囲に貼り付け、そして再び「ユーザー設定リスト」を作成しました、結果はもちろんOKでした。

ここでちょっと別の話題、いつも読んでいる雑誌にこんな記事があった、関数は少し長くなると解読に骨が折れることもあります、実は関数の記述に空白や改行を入れることも可能だというのでやってみたのが二つの図、こうすることで格段に読みやすく後で見たときにも判りやすいですね。





話を戻して今回は空白を取り除くのに関数を使ったのですがなぜ「TRIM関数」を使わなかったのかというとこの「空白」、そう見えるだけで普通の空白ではないようで「TRIM関数」では取り除けなかったのです、実はexcelでたまに同じようなことに遭遇します、職場のオフコンが吐き出すデータにそんなのが紛れ込んでいることがあります。

ならば空白を置換してみればと言われるかも知れないですがもちろんやってみました、これも「TRIM関数」同様単なる空白ではないのでNG、でも方法はあるものです、「空白に見える」部分をコピーして「検索する文字列」欄に貼り付けます、そして置換すればよいのです、はじめにこれが判っていれば関数を使っての冗長な方法は取らずに済んだのでした、でも関数に空白や改行を入れて使うことができるということもお披露目したかったので無駄ではなかったですね。

しかしながらこのページの主さん、訪れた人はきっと出来なくて困っている人がいると思います、補足しておいた方がよろしいかと・・・。

ちなみに今回空白に見えたのはJISのコード番号では(160)、それが判っても何の役にも立たないが、いや、マクロで一括置換するときに使えるかも、でも必ずコード番号が(160)とは限らないし・・・。