昨日社長に呼ばれ「やばいなあ」と思いつつトボトボと言われるままに社長室に・・。
年寄りは軒並み給与をカット、いろいろと説明を受けたが数字を見せられるとなあ、何も言えないですね。
その場でも「入るものがないなら出るものを押えるしかないですね」と自分、そこでしつこくこの前書いた様な事を力説したのは言うまでもありません、加えて毎日数10ページ印刷し同じだけゴミになる受注残リストの印刷を止めたらどうかとこれは初めての進言、ほかにも誰も利用してないリストが毎日印刷されるという現実を見たらどうでしょう。
先日、声のでかい役員が各部署ごとに集めて会社の置かれた状況を説明しましたがそのとき営業車のリースの件を聞いたら車の種類の変更はリース更新時でないとのダメなんだと言っていました、5年リースだから次回には景気も回復しているだろうと言っていました、あれっ?景気が良くなれば経費節減はしなくて良いのですか?
経費をなるべく掛けないようにすることを経営者あるいはそれに準ずる立場の人間は常に率先して遂行させるべきことなんじゃないでしょうか?
前出の受注残リストにしても「ISOの監査人はお宅は紙の使用量は随分少ない方だって言ってたんだよ」「コンピュータだと何度も[PgDn],[PgUp]しなくちゃならないんだよ」と・・・、しばし開いた口が塞がらなかったです。
[Pgdn]や[PgUp]のキーを何度も押すことぐらいなんでもないでしょう、人減らしよりはるかに簡単でしょう、使用量が少ないと言われたから何もしなくていいなんてそれは屁理屈でしょう、つまりはISO監査人に指摘されなければ良いという呆れた理屈です。
どうやらちまちましたことよりもっと劇的なことを望んでいるようで耳と頭はこっちを向いていないようです、だからと言って本人にも良い知恵があるわけでもないようです、ただ椅子を温めているだけでは何も浮かぶはずはありません、劇的な事とは更なる人減らし、これほど劇的なことはないでしょう、何もアイデアを持たないくせに言われたことがイメージと違うというだけで取り合わない、本気で考えているのか疑問です。
国は守るが国民は守らない北朝鮮やアメリカなんかの軍事大国と一緒ですね、入れ物だけ残してどうするのでしょう?中身がなければ会社の体を成さないでしょうに。
昨日は予想通りの展開でした、その前の日に「何か良い案があったら提案をしてください」と言ったばかりなのに・・。
「共存共栄」
「企業は人なり、人の和を旨とせよ」
「原価意識の高揚」
今では空んじている社員がどれだけいるか知りませんがこれはうちの社是です、何十年も前、入社したとき「いい言葉だな」と思い覚えるとはなしに頭に残っています、今こそ必要なことなんじゃないでしょうか?