先週、職場にリクルートの連中がやってきてあれこれ写真を撮ったり社員にインタビューをしていました、その週の月曜日の朝礼でそのことは社長が言っていました、まあこれから書くことは当然愚痴になりますが・・、
夕方終業ベルが鳴り「さあ掃除をしなきゃ」といつものように掃除を始めました、いつも隣に座っている女子社員とゴミ袋を持ち歩きながらゴミ箱のごみを回収しています、その日もいつも通りに回収を始めたら社長から女子社員の半数に招集がかかり彼女もそっちへ行ってしまいました。
こんな時間にやるなとは言いません、言わないけど掃除は5分もあれば終わるのだからその5分間待つぐらいの気配りは出来ないのでしょうか?おかげで掃除も半端で仕事机がある場所でやっているものだから多くの社員が仕事を再開することも出来ずなんとも間の抜けた時間をすごすことになってしまいました。
募集広告を出すのにこれほど大げさなことは初めてのことです、よほど儲かったのでしょう、募集広告なんて大手企業でもないのだから通常の平均的な広告で十分だと思います、さぞ大々的にかっこいいものが出来上がるのだろうな。
3年ほど前にある女性社員が突然会社に来なくなって辞めてしまったことがありました、なかなか仕事が覚えられなくてとても悩んでいたようだがけしてだめな子でななかったし本当に一生懸命に覚えようとしていました、そのとき社長室に呼ばれて「彼女がやめたのはお前のせいだ」と言われたことがありました、とんでもない言いがかりです。
そのときに業務内容をマニュアル化しなければだめかなと社長自信が言っていたがその後なんらアクションを起こしていません。
かっこいい美辞麗句を並べた広告に釣られて何人かが応募し、採用されるでしょう、けど受け入れ側の体制が旧態依然なのであまりのギャップに夢破れて恐らく何人もが辞めていくはずです、ことは想像に難くありません、今まで5人入社して4人は辞めています。
今、私は悔いています、件の女性社員を助けてやれなかったこと、そして彼女がやめたことに対して社長にあらぬ疑いをかけられたときなぜそこで大暴れをしなかったのかと・・、数十年会社孝行してきた自負を持っていたのに見事に裏切られたわけだから・・・、時が経ったからといって怒りが鎮まる事もありません、人は齢を重ねると丸くなると言います、事実そう思いますがこのことに関してはむしろ今のほうが怒りは大きいのです。(大暴れはちと大袈裟?)
この年、社内では部下のちょっとしたミスですべて自分だけが責任を負わなければならなかったことが2度ほどありさっき書いたようなことや身内の不幸とがたて続けに起こり今まで生きてきた中で最悪の一年でした、すべて私にはなす術もなかったのです、時が経つのをただじっと待つほかなかったのです、あの年はすべてをぶん投げて誰も知らないところに逃げ出したい気持ちがずっと続いていました。