<水曜は雑誌の紹介>
以下の「週刊ダイヤモンド」は私が楽しく購読しているもので、今週読んで、良いなぁ・覚えておきたいなぁと思った記事を抜粋してみました。
お勧めな雑誌です。
<週刊ダイヤモンド(2009.2.7)>
購入はコチラ
(1)消費不況で、日本チェーンストア協会加盟店全体では2008年12月の販売額が前年比3%減であるのに対して、西友は前年実績を上回り、なかでも食品部門は約3%増となったようです。
その好調の原因は、12月4日から始めた「他社の広告チラシを持参すれば、レジでその価格まで割引する」という施策と、実際にライバル会社との比較で低価格をアピールしたことにあるようです。
しかもこの施策がテレビのワイドショーやニュースで頻繁に取り上げられて注目を集め、その結果、来店客数が増えたようです。
また実際に西友店頭に他社チラシを持参してくる客は1日に1店舗で5~10人程度で、気恥ずかしさや面倒臭さが手伝って実践する人はあまりいなかったようで、このため現場での混乱や値引きによる体力消耗は限定的にとどまっているようです。p18。
西友に行って安い買い物をしてみたくなりますね。
(2)特集は「正社員vsハケン」です。
その中で、オランダのワークシェアリングでは「均等待遇」が実現したようです。
これは、フルタイム労働者とパートタイム労働者で、時間当たりの賃金、雇用期間、社会保障制度の適用、能力開発機会の提供、昇進などの待遇で差別が禁じられ、両者を平等に扱うことが法律で義務づけられたことです。
それによって、男女を問わず、働き方が多様化し、長時間働くパートタイマーや短時間働くパートタイマーが誕生したようです。
このワークシェアリングの導入により、10%を超えていた失業率が低下しましたが、その一方で女性の社会進出を加速させたようです。
夫婦共働きが一般化し、労働時間の短縮によって、育児や介護と両立できる労働形態をも実現したのです。
もちろん、賃金は下がったわけですが、共働きでカバーできることと、複数の働き口を持つことも可能となり、公務員ですら勤務時間外なら別の仕事をしても構わないため、その気になれば収入減は抑えられるようです。
また、年齢が高くなれば給料も上がるという賃金構造でありませんが、社会福祉の充実が家計の支出を助けているようです。
というのは、日本では子どもが成長すれば教育費を中心に出費が多くなりますが、オランダなどの欧州各国では教育費を含めた社会保障費が充実しているので、生活費さえ稼げればよいようです。
だから、子供のいる夫婦が二人ともパートで十分に生活していけるようです。
日本でも同様な制度にするには、社会保障の財源をどこから確保するかが最大の問題となるようです。
企業などの事業主が負担する社会保険料と個人が負担する社会保険料、税金などが主な財源となりますが、企業の国際競争力維持と国民生活の充実をにらみながら、そのバランスを取る必要があると思います。
消費税についても考えなければいけないと思います。p66
<今日の独り言>
久しぶりに新幹線に乗ったのですが、天気が良くて富士山がきれいでした!雪もかなり積もっています!富士山が近づくと、乗客みんなが携帯で写真を撮り始めました^_^;)
以下の「週刊ダイヤモンド」は私が楽しく購読しているもので、今週読んで、良いなぁ・覚えておきたいなぁと思った記事を抜粋してみました。
お勧めな雑誌です。
<週刊ダイヤモンド(2009.2.7)>
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(1)消費不況で、日本チェーンストア協会加盟店全体では2008年12月の販売額が前年比3%減であるのに対して、西友は前年実績を上回り、なかでも食品部門は約3%増となったようです。
その好調の原因は、12月4日から始めた「他社の広告チラシを持参すれば、レジでその価格まで割引する」という施策と、実際にライバル会社との比較で低価格をアピールしたことにあるようです。
しかもこの施策がテレビのワイドショーやニュースで頻繁に取り上げられて注目を集め、その結果、来店客数が増えたようです。
また実際に西友店頭に他社チラシを持参してくる客は1日に1店舗で5~10人程度で、気恥ずかしさや面倒臭さが手伝って実践する人はあまりいなかったようで、このため現場での混乱や値引きによる体力消耗は限定的にとどまっているようです。p18。
西友に行って安い買い物をしてみたくなりますね。
(2)特集は「正社員vsハケン」です。
その中で、オランダのワークシェアリングでは「均等待遇」が実現したようです。
これは、フルタイム労働者とパートタイム労働者で、時間当たりの賃金、雇用期間、社会保障制度の適用、能力開発機会の提供、昇進などの待遇で差別が禁じられ、両者を平等に扱うことが法律で義務づけられたことです。
それによって、男女を問わず、働き方が多様化し、長時間働くパートタイマーや短時間働くパートタイマーが誕生したようです。
このワークシェアリングの導入により、10%を超えていた失業率が低下しましたが、その一方で女性の社会進出を加速させたようです。
夫婦共働きが一般化し、労働時間の短縮によって、育児や介護と両立できる労働形態をも実現したのです。
もちろん、賃金は下がったわけですが、共働きでカバーできることと、複数の働き口を持つことも可能となり、公務員ですら勤務時間外なら別の仕事をしても構わないため、その気になれば収入減は抑えられるようです。
また、年齢が高くなれば給料も上がるという賃金構造でありませんが、社会福祉の充実が家計の支出を助けているようです。
というのは、日本では子どもが成長すれば教育費を中心に出費が多くなりますが、オランダなどの欧州各国では教育費を含めた社会保障費が充実しているので、生活費さえ稼げればよいようです。
だから、子供のいる夫婦が二人ともパートで十分に生活していけるようです。
日本でも同様な制度にするには、社会保障の財源をどこから確保するかが最大の問題となるようです。
企業などの事業主が負担する社会保険料と個人が負担する社会保険料、税金などが主な財源となりますが、企業の国際競争力維持と国民生活の充実をにらみながら、そのバランスを取る必要があると思います。
消費税についても考えなければいけないと思います。p66
<今日の独り言>
久しぶりに新幹線に乗ったのですが、天気が良くて富士山がきれいでした!雪もかなり積もっています!富士山が近づくと、乗客みんなが携帯で写真を撮り始めました^_^;)