ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

最後の老人ホームでの演奏会

2007-04-10 23:07:13 | Weblog
一週間前の演奏会での感慨の涙もまだ乾かない間に今日も最後の行き慣れた磯子の老人ホームでの演奏会、
最後は泣いてしまいました今日もドタママのトークが炸裂、私の歌に、お話に、お年寄りの方々が熱心に耳を傾けてくださいました、
今日は最後だということで、私もいつもより気合が入っていたのでしょう。
私のお年寄りの方々に対する熱いぐっと心にせまる思いがお年寄りの方に伝わったのでしょうか?
ある方は私を満々の笑みで見つめてくださる、
ある方は感極まって泣いてくださる、それを見て私が逆に泣いてしまいました。
「思い」は、多くの言葉などなくても、人と人との魂同士で伝わるものだなあと感じました。
最後に職員の方から花束をいただきました。
アンサンブルドルチェの仲間ともこれが最後の演奏。
先日の演奏会も、ドルチェのメンバーは本当に敏速に係りを決めて動いてくださいました。
私一人では何も出来ません、
仲間の大切さをいつも感じて生きています。
アンサンブルドルチェのメンバーと一緒だから、私は自由に泳がさせていただき、
いろんな私のアイディアを実現させてくれました。
「岐阜に帰って、彼女たちと離れたら私、一人で出来るかしらん?」と不安をぶちまけたら、私のバアヤ的存在のマリ子さんから「いいよ、岐阜で演奏会開くときは
泊りがけで手伝いに行ってあげるよ」と頼もしい言葉が返ってきました。

時は確実に動いている、
私の横浜3楽章は終わろうとしています。でもでも、まだまだコーダを繰り返して
いつまでも演奏していたい、そんな気分です。