現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

1/23 ○○小学校で

2012-01-26 01:29:15 | 虚無僧日記
1/23 ○○小学校の音楽の授業に琴のKさんと。

学校に出入りしている「楽器屋」さんからの紹介。
中学高校に続いて、小学校でも「和楽器の体験」が
必修になったようだ。音楽のサブテキストに「琴、
篠笛、尺八」が載っていて、子供たちの方から、
「ホンモノを聞いてみたい」と提案があったとか。

子供の自主性を大切にする学校方針で、5年6年の
児童を対象に体育館で営まれた。しかも、この日は
「父母の参観日」で、親も一緒。

「5年6年の2学年合同」といっても、生徒数は
1学年1クラス。合計で60人ほど。Kさんの
主導で「箏」の紹介、『六段』などの演奏。
希望者による体験。そして『春の海』。

『春の海』は、やはり曲がいいのか、子供たちの
目も輝く。みな真剣に聞いてくれていると思ったら、
事前にテキストで『春の海』を学習しており、
「波の音、漁師の歌声、かもめの鳴声など聞こえ
ましたか」というような設問があったからと
後で知った。

テキストには「虚無僧」の写真も載っていたので、
事前にわかっていれば、虚無僧用具も用意したのに
ザンネン。またの機会にとなった。




「雪女」の作曲

2012-01-25 21:24:14 | 虚無僧日記
9月9日の「名古屋能楽堂公演」で『雪女』を予定している。
琵琶のIさんにお任せしていたが、そのIさんがコンクール
と重なって出演できなくなってしまった。何事も前向きに、
「これも良し」と受け止めて、私が創作することとなった。
語りに琴、尺八、鳴り物の伴奏をつけるのだ。

今日の占いは「芸術心が高まり、創作活動は◎。自分には
無理と決めつけてしまってきたことにチャレンジしてはいかが? 
作曲をしたり小説を書いたりするのもいいでしょう」だって。

ドンピシャにビックリ。


「温たかい 冷たい」音度差

2012-01-25 09:48:01 | 虚無僧日記
寒波襲来。毎朝、ラジオ体操の後、手と手をつないで
輪になって「ばんざぁい」をし、そして、一人ひとり
両手でタッチする。

その時、手の暖かい人と冷たい人がいて、私など
冷たい方だが、私より温かい人からは「冷たぁい」と
言われ、私より冷たい人からは「わぁ、温かいね」と
言われる。

こうしてワイワイ、スキンシップで、相互に“元気”を
もらってくる。

「冷え性で、夜、足の先が冷たくて眠れない」という
A子さん。Hさんは「私は血圧が低いが、足の先が
冷たいということはない」と、人それぞれ。

西洋医学では、「冷え性」は 病気として扱わず、
治療薬も治療法も存在しないそうだ。

漢方ではからだを温め、「血」の量を増やすとよい
とされ、補中益気湯や婦宝当帰膠が処方される。

しかしながら、生活習慣を是正することが最も重要と、
以下のような方法が薦められる。

食事は腹7分目程度でおさえる
脂肪分や糖分の多いものは控える
野菜や海藻類を多めに摂る
良質の水を飲む
よく身体を動かす(適度に運動する)
過労を避ける

「感謝の心を持ち、ものの考え方を変えることで
心理的ストレスを減らし、快眠を確保する」だって。
全部合格だ。そのせいか、この寒波の中、暖房無しで
生きておる。

赤児を死なせた罪

2012-01-25 09:03:20 | 虚無僧日記
1/25 中日新聞の社会面に「幼い命を奪った母親に
懲役8年求刑」の記事。昨年6月、22歳のホステスが
生後5カ月の幼児を床に投げつけて殺した事件。

「またかいな」と世間の関心も薄かった。その詳細を
8段抜きで大きく扱っている。

「借金に追われ、23歳の夫と口論が絶えず、夫に腹を
蹴られ、泣き止まない赤子に、ついカッとなっての
衝動的犯行」。

「赤児を抱いて微笑む幸せそうな母子の写真」を大きく
掲載し、「夫の暴力も疲れていたことも咲華には関係
ない。何の罪もない咲華の命を終わらせた。私に
できることは手を合わせることだけです」という
被告のコメントをも掲載している。

なかなか美人のヤンママだ。

検察側が求刑して結審し、明日判決が出るという
前日での記事。裁判員の判断にも影響を与えかねない。
私が裁判員だったら、「執行猶予付き」にしてしまう
だろう。美人は“特”じゃのぉ。

ところで、妻を蹴って 出て行ってしまった23歳の
男に 罪は無いのか? 赤児を投げる衝動に走らせた
原因を播いたのに、反省はないのかね。

寝たきりの息子の息を止めて・・・・

2012-01-25 09:02:47 | 虚無僧日記
7年意識なし…息子の息止めたタオル 看病の日々 69歳父に重く(産経新聞) - goo ニュース

痛ましい事件だ。

7年も寝たきりで入院中の息子(35)の顔に
ぬれタオルをかぶせて窒息死させ、自殺した
69歳の父親の話。被疑者死亡のまま殺人容疑で
書類送検とのこと。自殺した父親にまで「殺人者」
の汚名を着せるとは、これこそ死者に鞭打つ行為。

武士道では「切腹」すれば罪が帳消しになった。
仏教では、死ねば「成仏」、罪穢れの無い仏と
なるのだ。人の世とは 恐ろしいものよ。








 

詩画書作家「城(Jo)たいが」

2012-01-24 20:56:29 | 虚無僧日記
宮島で「笠地蔵」が並んでいる店があったので
はいってみた。「城(じょう)たいが」のポエム
ショップ『夢地蔵』。

「城たいが」は 宮崎県出身の詩画書作家とのこと。
温かみのある”笑文字”で、いくつかの名言が
書かれていた。

「過去を放そう、過去を放せば、喜びの未来が待っている」

「てきるという心、できないという心、どちらも選べる」

「あきらめない、あきらめない、あきらめない、必ずできる」

「奇跡は 信じる人に起こる」

「強い信念と、明るい笑顔には 奇跡を生む力がある」

「心配は 万病の素、笑顔は 元気の素」


大学受験でがんばっている「ナナお嬢」のために
「日めくりカレンダー」他 買い求めた。


安芸の宮島へ

2012-01-24 11:31:32 | 虚無僧日記
佐賀の帰りは、どこぞで虚無僧しながら帰ろうと、
普通(各駅停車)列車でトコトコトコ と。

景色もよく見れる。土地の人の様子も判る。
と思いきや、全然 人が居ない。一車両に乗客
数名ほど。窓の外は 田んぼと山。町や市を
通過しても、人影がほとんどない。

各駅停車を乗り継いで、ようやく岩国に着いた
のが午後3時半過ぎ。佐賀から岩国まで8時間。

さすがに疲れた。そこで、途中下車して 宮島の
厳島神社に寄ってみることにした。

「宮島口」からフェリー。往復 340円と 安い。
ここで 漸く「人の波」に出会えた。

NHK大河ドラマで『平清盛』が始まったことで
観光客も増えたとか。

島で 観る所は、厳島神社だけかと思っていたら、
寺や宿、民家も多く、思ったより広い町になって
いた。丁度干潮時で、鳥居のところまで 行けた。

「安芸(秋)の宮島」ならぬ「冬の宮島」は、
2時間 居ても“飽き”が こない。

その後は、広島から新幹線で2時間、名古屋には
夜9時半に到着。これが普通各駅だと10時間。
指定も自由席もほぼ満席。「新幹線」は偉大なり。

訪問したら まず仏壇に

2012-01-24 11:17:41 | 虚無僧日記
佐賀で、Yさんの結婚式の後、ご自宅に招かれた。
親戚、友人、近所の方 十数人が Yさん宅に
集まった。その時、みなさん、まず仏壇の前に
行き、手を合わせてから席につく。

私も「虚無僧」として、仏壇の前で一曲献奏
させていただいた。

その後も、遅れてきた新郎の友人たちも、必ず
仏壇の前で手を合わせてから、皆に挨拶される。
その動作が 自然で 実に美しい。

「実践倫理」でも「人様の家を訪問したら、まず
仏壇に手を合わせて」という学びがあったばかり。

そんな習慣が まだまだ 根強く残っていることに、
さすが「佐賀」と関心した。



佐賀で結婚式に尺八

2012-01-23 21:00:53 | 虚無僧日記
「幸せ“サガ”してよォ~」、佐賀まで行ってきました。
Yさんのご子息の結婚披露宴に招かれ、尺八を演奏して
きました。

乾杯の前に、謡曲とか詩吟、踊りなど、めでたい演目を
するのが習わしとか。それに代わるものとして、尺八で
「鶴の巣籠もり」を吹奏させていただきました。

新郎は白のタキシード、新婦も純白のドレスで、まるで
「鶴」のカップルのようでしたから、マッチしていました。

宴会の余興は、特にエントリーされていないとのことで、
来賓の方に「祝い船」「祝い酒」そして「兄弟船」を
歌っていただき、私の尺八伴奏で盛り上げました。

新郎も、その友人も、最近の若者にしては、えらく
真面目で落ち着いていて、さすが「佐賀」の人と
感心することしきりでした。







佐賀へ

2012-01-20 01:51:08 | 虚無僧日記
1/20~22 佐賀県武雄市に行って参る。
武雄市の窯元「Y」氏のご子息の結婚式に
招かれての旅。

Y氏は 毎年 名古屋ドームで開催される
「焼き物ワールド」に出店されていて、
名古屋にみえた折、「朝起会」会に出席された。

その時、私が「虚無僧」だというと、「虚無僧の
人形もあります」とのことで、即 取り寄せ、私に
プレゼントしてくれた。高さ25cmほど。天蓋が
はずれるようになっていて、天蓋をとったら、
なんと 虚無僧の顔が 私にそっくり。

そんなご縁で、毎年、名古屋にみえた折、
食事などをして親交を深めてきた。すると
息子さんが名古屋で日本料理店の店長を
務めておられるとのこと。

その方が、このたび結婚されるのだ。せっかく
佐賀まで行くので、22日(日)ぶらり虚無僧で
廻ってきます。3日間ブログお休みします。