毎年、正月は伊勢に行く。早朝3時半に車で
家を出、6時に外宮に着いて、お参りの後、
朝熊山に登る。7時半、山頂で日の出を拝む。
10年前は、寒風に身を切る寒さだったが、ここ
数年は、手が かじんで尺八が吹けないなんて
ことはなくなった。「寒修行」にならないが、
ここで浴びる“陽の光”は格別。不思議な
パワーを得、尺八の音も冴え渡る。
9時に下山して、内宮に詣でた後、「おはらい
通り」の入口付近で、虚無僧に立つ。午前中
喜捨いただいた方は3人だけ。「虚無僧に喜捨
されるような方は、年々減少の一途か」と、
心暗くなり、体も冷え切り、尺八の音もだんだん
か細くなる。「これも修行か」と 吹き続ける
こと2時間。
すると正午を廻って、次々に喜捨される方が、
3~40分ほどで20人。それまでの2時間は
「我慢、忍耐の修行」だったか。「我慢」の
時間があってこその「喜び」なのだ。
いつもそうだが、片道の交通費相当分だけ
お布施をいただく。それ以上でも以下でもない。
これも不思議。
朝から 飲まず 喰わず。それで、帰りに 津の
眞道さんのお寺に立ち寄ったところ、手早く
料理を作って出してくださった。眞道さんの
手料理は、実においしい。おみやげもたくさん
いただいて帰宅。
“幸せ者”でござる。今日も良き一日でした。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください
家を出、6時に外宮に着いて、お参りの後、
朝熊山に登る。7時半、山頂で日の出を拝む。
10年前は、寒風に身を切る寒さだったが、ここ
数年は、手が かじんで尺八が吹けないなんて
ことはなくなった。「寒修行」にならないが、
ここで浴びる“陽の光”は格別。不思議な
パワーを得、尺八の音も冴え渡る。
9時に下山して、内宮に詣でた後、「おはらい
通り」の入口付近で、虚無僧に立つ。午前中
喜捨いただいた方は3人だけ。「虚無僧に喜捨
されるような方は、年々減少の一途か」と、
心暗くなり、体も冷え切り、尺八の音もだんだん
か細くなる。「これも修行か」と 吹き続ける
こと2時間。
すると正午を廻って、次々に喜捨される方が、
3~40分ほどで20人。それまでの2時間は
「我慢、忍耐の修行」だったか。「我慢」の
時間があってこその「喜び」なのだ。
いつもそうだが、片道の交通費相当分だけ
お布施をいただく。それ以上でも以下でもない。
これも不思議。
朝から 飲まず 喰わず。それで、帰りに 津の
眞道さんのお寺に立ち寄ったところ、手早く
料理を作って出してくださった。眞道さんの
手料理は、実においしい。おみやげもたくさん
いただいて帰宅。
“幸せ者”でござる。今日も良き一日でした。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください