平成の虚無僧一路の日記

平成の世を虚無僧で生きる一路の日記


日常とのギャップ「川井郁子」

2019-02-12 20:35:18 | プロとアマ

1日中聞いていても飽きない「川井郁子」のヴァイオリン。
その秘密は何なのか。対談記事を見てみました。

舞台姿と日常の顔のギャップにまず面食らいました。
作曲家の三枝成彰さんからも、「いろいろな演奏家が
いるけれど、これほど両極端な人は見たことがないと」と
云われたとか。

「以前は、舞台でも、あまり目立たないような衣裳を着て、
どちらかといえば守りの気持ちで 弾いていました」。

もともとは舞台恐怖症だったそうな。「舞台で真っ白に
なったらどうしようという気持ちが先に立ち、逃げ帰りたい
と思ったこともあった」といいます。

「それが、10年前、デビュー作『レッド・ヴァイオリン』の
コンサートで、ジョン・ガリアーノの挑発的なデザインの
ドレスを着たら“別の女性”になれた感覚があって、
クラシックのスタンダードな弾き方にとらわれず、
自由に感情を込めることができたんです」と。

作曲家の意図を忠実に再現しなければ、というクラシック
演奏家の呪縛のようなものから開放された瞬間でした。

それまでは、舞台に立つ自分とお客様とが完全に分離して
いました。お客様が審査員のように見えてしまって(笑)。
でもこのときから、自分が皆を引っ張っていっているというか、
ハートのやりとりを感じることができたんです」


よく解ります。衣装で 全く違う自分というか、潜在的に
隠れていた自分がコロッと現れる。私もそうです。
観客を引っ張っていく、そうでなければプロでない。


彼女に影響を与えたのは。韓国のヴァイオリニスト
チョン・キョンファ」だという。それまでは、「ブラームスの
・・・、ヴェートーベンの・・・を弾く」だったのが、キョンファは
「クラシックを通して自分を表現している」と。

https://youtu.be/3BdmEqOjGho

 

https://youtu.be/0OwzDLP009Y

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尺八とヴァイオリン

2019-02-12 20:31:08 | プロとアマ

暇さえあれば、Youtubeでいろいろな映像を見ています。
尺八とヴァイオリンは共通するものがあります。

ヴァイオリニストの千住真理さんと川井郁子さんが、
対談でこのように言っていました。

「ヴァイオリニストにとってコンクールで優勝する
ことは登竜門。しかし入賞は十代のうちに。
コンクールで入賞するための演奏は別。楽譜通り
完璧に弾けてもプロにはなれない。

プロとして世に出るには、コンクール用の
弾き方ではダメということです。わかる わかる。

尺八は 本当に その人の個性が出ます。音色や
吹き方で、映像を見なくとも、誰か わかります。
一流プロの演奏は、それぞれに特徴があって実に
面白いものです。


川井郁子」のヴァイオリンは音色も美しく、
ルックスも魅惑的で、惚れ惚れ。何時間 聞いて
いても疲れない。まさに癒しの女王です。

ジャズピアニストの「松居慶子」と共通するものが
あります。そして両者とも尺八が はいる曲が
ありました。

千住真理」の名器「シュトラスヴァリウス」の
力強く奥深い音色には感動でした。
ヴァイオリンも尺八も、楽器によって音色も
表現力も違う。プロにとっては、演奏の
良し悪しは「楽器9割、腕1割」といいます。



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プロとアマの違い ①

2019-02-02 22:31:55 | プロとアマ

「プロとアマ」で検索したら、その違いについて、いろいろ
出てきました。まずはビジネス書から、

「プロ」と「アマ」の13の違い | Find the meaning of my life.1028users


   Professiona          Amateur


1 人間的成長を求め続ける →  現状に甘える
2 自信と誇り       →  ぐちっぽい
3 常に明確な目標を指向  →  目標が漠然としている
4 他人の幸せに役立つ喜び →  自分が傷つく事は回避する
5 可能性に挑戦し続ける  →  経験に生きる
6 思い信じ込むことができる→  不信が先にある
7 自己訓練を習慣化    →  気まぐれ
8 時間を有効に習慣化   →  時間の観念がない
9 成功し続ける      →  失敗を恐れる
10 自己投資を続ける    →  享楽的資金優先
11 使命を持つ       →  途中で投げ出す
12 出来る方法を考える   →  できない言い訳が口に出る
13 自分のシナリオを書く  →  他人のシナリオが気になる


ふむふむ、「プロの仕事には“締め切りがあり”、
アマチュアには“締め切りが無い”」なんてのもありましたな。

私も毎日締め切りに追われています。私の仕事は、イベントの
たびに「企画、構成、譜面づくり」そして「練習」。

「稽古不足を幕は待たない」(梅沢富男『夢芝居』)ですな。

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プロとアマの違い ②

2019-02-02 22:30:37 | プロとアマ

「プロとアマの違い」。ある「デザイナーさんのブログ」から
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マジシャン(奇術師)のプロとアマの違いを聞いたことがあります。

アマは自分の満足にこだわり、プロはお客様の満足にこだわる。
プロはお客様をどうやって驚かせようか、感動させようかということを
優先させ、一番自信のあるマジックを磨きます。失敗して場を白けさせ
ないように練習を重ね、演出に知恵を絞る。

アマチュアは 自分の好きな演目にこだわり、中途半端な完成度でも
演じてしまいます。だからお客様も白けてしまうのですが、それでも
気にしない。たとえ高度な技術を持っていても、つまらないのです。

デザインについても、アマチュアの中にも、ものすごい才能や技術を
持った人はいるでしょう。しかし、アマチュアは、作品を完成させ、
自分が満足すれば終わりなのです。

アマチュアはお客様を喜ばせるより、まず自分が楽しくなること、
満足することを優先します。だから、自分が関心あるところに
こだわります。


アマチュアならそれでいいのです。好きなことにこだわれるのが、
アマチュアの特権なのです。商品が完成するまでに力を注いだら
終わりです。

ところがプロは そうはではありません。お客様を満足させる=
喜ばせることにこだわるのです。そのために、何に、どのように
こだわればよいのか、ということに知恵を絞り、緻密に計算します。

どんなブランドストーリを作ればワクワクしてくれるのか
どのようなコーディネートにすれば気にいってくれるのか、
どのようなシルエットにすれば喜んでくれるのか、
どのようなプロモーションツールで演出すれば驚いてくれるのか、
誰をモデルに使えば憧れてくれるのか、
どんな接客をすれば満足してくれるのか、

自分のもっている技術や才能をどうやって活かせば、
お客様が一番喜ぶ姿を見ることができるか・・・を考えます。

相手が喜ぶことが何より優先するので、嫌いな仕事、つらい仕事でも
我慢することができます。あえて困難な道を選んだり、苦手な業者とも
付き合うことも厭わないでしょう。

プロにとって売り上げというのは、芸人がもらう「おひねり」や
「投げ銭」みたいに、お客様が喜んで、満足してくれた気持ちを
お金に託していただくことなのだと思います。

だから喜びを与えているかどうか、を売り上げで確認します。
売り上げが足りないのは、まだまだお客様に喜びや満足を与えて
いないからだと素直に反省します。

そして、相手を喜ばせるためには、むやみに努力すればよいのではなく、
頭をフル回転させなくてはいけないということを知っているのです。


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はい、虚無僧の私も まっこと同じでございます。
観客に喜んでもらえた、感動してもらえた、その度合いで、
「お布施」の多寡が決ります。だから、あの手この手、
毎日が生みの苦しみ(いや“楽しみ”)で努力しているのです。

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アマチュアとは

2019-01-26 21:15:46 | プロとアマ

Wikipediaで「アマチュア」を見ると、定義は 次のようでした。

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1.プロに匹敵する知識や技術を持っているが、職業として行うための
  資格を持っていないか、持っていてもそれを職業としていない人物

2.知識や技術を持っており、場合によっては職業として行うための
  資格を持っているが、その技量がプロには及ばない人物

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尺八で言えば「尺八師範」の資格を持っていなければ、どんなに
上手でも「アマ」か?。最近では、流派に属さないで、プロに
なっている人がどんどん出てきている。私もその一人。

二番目の「師範」の資格を持っていても、その技量が「プロ」に
及ばない者。これは、尺八の世界では多い。

「○○流師範」の肩書きを持つ御仁は2万人もいらっしゃるが、
その 99.5% は 素人同然。残り0.5パーセントの 100人が、プロ級の
腕前を持っている。しかし、腕はよくとも「プロ活動」をしていない
人が半数以上。腕はあっても「プロ」と「アマ」の違いは何か?

では「プロ」とは? Wikipediaで見ると

「本来の意味は その分野で生計を立てていること」と。

となると、尺八家の中で、尺八の演奏だけで生計を立てている人は
ほんの0.1パーセントの 20人位でしょう。この定義では、私も
はずされる。私は、年金があるから食べていける。

Wikipediaでは、さらに

1.ある分野について、専門的知識・技術を有していること、
  あるいは専門家のこと。

2.そのことに対して厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者が
  それを認める行為を実行している人

さて、これで私もようやくプロの仲間入りができるか。

別のサイトで、ある評論家が「何事も超一流のプロ以外は皆アマ」と。
けだし明言。ダントツの超一流以外の者が「プロ」を自認するのは
おこがましい。そんな謙虚さも必要か。

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プロの条件 2

2019-01-26 21:13:18 | プロとアマ

一流のプロは、専門外のことをやらせても一流に
やり遂げる。

その昔(S50年代)、TVの「芸能人の隠し芸大会」で、
クレージーキャッツの面々が、尺八で『テイク・
ファイブ』他、ジャズを吹いた。

当時の尺八家で『テイク・ファイブ』を吹ける人は
いなかった。クレージーキャッツのメンバーの一人、
石橋エータローが、福田蘭童の息子であることは
知っていたが、ハナ肇や加藤茶、高木ブーまでが、
全員で尺八を吹いたのだから驚きであった。

その他、三味線やダンスなど、役者が専門外のことで
一流の演技をすることに、“さすがプロ”と思う。

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プロとアマ

2019-01-26 21:12:24 | プロとアマ

「プロとアマ」で検索して、こちらは「陶芸家」のブログ。

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陶芸家には、プロの試験も認定制度も資格もない。
土を握って焼成すれば、プロもアマもない。

全国的な陶芸公募展でも、プロだから入選、アマだから
選外という事はない。プロと呼ばれている人でも選外に
なるし、アマと呼ばれている人でも入賞する。プロも
アマもない、あるのは作品だけなのだ。

うまく定義できないが、「プロであるという心意気を
持っていれば、下手くそでもプロである」。

逆に「すごい技を持っていても、自分はアマと思っている限り、
アマと呼ばれている領域から抜け出る事はできない」。

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はて、 要は、本人の心根次第か?
ただし、この方 「他人が決して真似のできない技を
持っている人が超一流」と述べている。それには納得。

尺八の世界も同じ。プロでも年収300万以下では、                                                     食べていけないのだから、プロとはいえない。                                                     その点では、私はプロといえない。                                                                

逆にアマでも、プロ以上に上手な方もいる。だが、                                                        技術的にはすばらしくとも、プロとして認められるには、                                                   強烈な個性、オリジナリティを持っているか否かだ。                                                      その音色、演奏を聴いただけで誰だかがわかる。                                                      それは他人には真似できないものを持っているか否かだ。

ひるがえって私。「9孔尺八」で「5孔」では吹けない半音階の
移行の曲でも吹奏は可能。1尺3寸~2尺4寸までの尺八で、                                               どんなキイにも対応できる。

それで、演歌、詩吟、琵琶、一絃琴、ご詠歌、声明、
バロック、前衛音楽、舞踊などの伴奏の仕事が舞い込む。

「余人をもって替え難し、オンリーワンの尺八プロ」。
言い方を替えれば「隙間(すきま)産業」で細々と食べて
いけるのでござる。





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プロとアマ

2019-01-26 21:11:12 | プロとアマ

こちらはマンドリンの先生のブログ。

マンドリン教室の講師と演奏だけで食べていけている人は
20人位しかいない。(ふむ、尺八と同じだ)

「あの人は、下手なプロより上手い」とよく言われる。
(ふむ、尺八界にもプロ顔負けの名人がいる)

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「自分が2番目に好きなことを職業にしなさい」という
言葉を聞いたことはありませんか? 「自分が1番好きなことを
仕事にすると、お金が絡んでくるので、好きなことも嫌になり、
やめてしまう可能性もあるから、1番好きなことは趣味に
とっておいて、2番目に好きなことを仕事にしなさい。」という
意味だそうです。

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ほほう。そういえば 聞いたことがあります。
プロとなると、頼まれれば、好きでない曲も演奏しなければ
なりません。自分の技量を超えた難しい曲でも演奏しなければ
なりません。たしかに苦痛も伴います。時間にも追われ、
やっつけ仕事もあります。でもそれを、こなしていくのが
「プロ」というものでしょう。それに見合った報酬が
いただけたら、「プロ」ならではの大満足です。

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プロとアマ

2019-01-25 22:36:48 | プロとアマ

「完璧にこなすのがプロ」と言うなら、
オリンピックでミスや失敗をするのは
プロとはいえない。だからオリンピックは
“アマチュア競技”か。

だがオリンピック選手は、プロ以上に難しい
技に挑戦している。だからオリンピックは
“競技”なのだろう。

フィギア選手が「アイスショー」のプロに転向
すると、より無難な技で、完璧さ、安定感、
安心感のある演技で観客を魅了する。

プロは技術だけでなく、プラスα、観客を魅了
する“オーラ”がある。

音楽家もそうだ。音楽大学を出て、技術は完璧でも、
オーラがなければプロといえない。演歌歌手は、                                                         音大には合格できなくても、観客を惹きつける                                                       “花”がある。それがプロとアマの違いか。



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プロとアマの違い

2019-01-25 22:30:36 | プロとアマ

プロとアマの違いは何だろう。

プロにも二通りある。楽譜通り正確に吹くプロ。それはそれで
感動を与えるが、往々にして何かつまらない演奏になる。

オリンピックのフィギア スケートは難易度の高い技に挑戦して
緊張と感動を与えてくれる。一方、プロのアイスダンス ショーは、
完璧なすべりで 観客を魅了する。そこには、見ていて、絶対に
失敗しないという安心感もある。

それと同じか。楽譜にしがみついて吹くのは、たとえ完璧に
吹いても、観客に不安感を与え、プロではない。プロは楽譜が
あったとしても、余裕を見せる。

演奏の姿勢もアマとプロの差が現れる。プロは舞台に出てくる
ところから違う。観客を呑むオーラを発する。終始うつむき
加減の演奏では、観客に“見せる姿”にならない。

プロの尺八家 阪口夕山氏が「私にとって 古典本曲は“趣味”です」と。
「古典本曲ではお金をいただかない」という。「古典本曲のプロではない」と
いうのか。「古典本曲は人に聞かせて金をいただく性質のものではない」
という意味か。

私はプロの虚無僧でござる。舞台で演奏するのも、街頭で尺八を吹くのも同じ。                           舞台演奏でも「お代は見てのお帰りに」で、「感動していただけたら                                それに応じた喜捨を」と告げている。その方がチケットの売り上げより                               多かったりして、反応が即金額で示されるから、真剣勝負。

先日「カタチばかりの虚無僧が多いが、初めて“ホンモノ”の                                    虚無僧を見た気がした」と言っていただいた。
ようやく板についてきて、ホンモノになれたたか。

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