1日中聞いていても飽きない「川井郁子」のヴァイオリン。
その秘密は何なのか。対談記事を見てみました。
舞台姿と日常の顔のギャップにまず面食らいました。
作曲家の三枝成彰さんからも、「いろいろな演奏家が
いるけれど、これほど両極端な人は見たことがないと」と
云われたとか。
「以前は、舞台でも、あまり目立たないような衣裳を着て、
どちらかといえば守りの気持ちで 弾いていました」。
もともとは舞台恐怖症だったそうな。「舞台で真っ白に
なったらどうしようという気持ちが先に立ち、逃げ帰りたい
と思ったこともあった」といいます。
「それが、10年前、デビュー作『レッド・ヴァイオリン』の
コンサートで、ジョン・ガリアーノの挑発的なデザインの
ドレスを着たら“別の女性”になれた感覚があって、
クラシックのスタンダードな弾き方にとらわれず、
自由に感情を込めることができたんです」と。
作曲家の意図を忠実に再現しなければ、というクラシック
演奏家の呪縛のようなものから開放された瞬間でした。
それまでは、舞台に立つ自分とお客様とが完全に分離して
いました。お客様が審査員のように見えてしまって(笑)。
でもこのときから、自分が皆を引っ張っていっているというか、
ハートのやりとりを感じることができたんです」
よく解ります。衣装で 全く違う自分というか、潜在的に
隠れていた自分がコロッと現れる。私もそうです。
観客を引っ張っていく、そうでなければプロでない。
彼女に影響を与えたのは。韓国のヴァイオリニスト
「チョン・キョンファ」だという。それまでは、「ブラームスの
・・・、ヴェートーベンの・・・を弾く」だったのが、キョンファは
「クラシックを通して自分を表現している」と。
https://youtu.be/3BdmEqOjGho







