現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

紀北町へ

2012-01-30 23:30:01 | 虚無僧日記
今日は、三重県紀北町で「横笛の会」があり、
行ってきます。名古屋から紀勢本線で3時間。
帰りの便があるか心配。

一路会の会員である長縄氏は横笛もよくし、
笹島の「邦楽ラウンジ」で横笛教室を開いている。
尺八もだが、尺八を習いにくる人は皆無で、
横笛の生徒が数人ほどになった。

その生徒の一人、塩崎氏は、なんと三重県紀北町
の赤羽根中学の教頭先生。土曜費に、紀北町から
3時間もかけて名古屋まで笛を習いにみえている。

その目的は、紀北町の島原地区に300年以上
伝わる「中桐神楽」が途絶えて40年。なんとか
復活させたいと、音楽担当の東イヅミ先生と共に
テープから採譜したり、自ら笛を習得して、生徒
たちに教えてきた。

その成果の発表が今日行われ、私は観客として
行くのだが、最後に尺八を一曲と所望されておる。
いいのかな?

ま、行って参ります。

古賀・砂崎コンビの『残月』

2012-01-30 20:23:02 | 虚無僧日記
You-tubuに、砂崎知子(箏)と古賀将之(尺八)で『残月』が
アップされた。


古賀氏は私の最初の尺八の師。私が高校生の時、
中目黒の町内会館で「箏・尺八教室を開く」との
新聞広告をて、真っ先に入門した。尺八は、当時
明治大学の学生だった古賀将之氏。都山流の準師範を
とられたばかり。

生田流箏が砂崎知子さん、山田流箏が各和ミホ子さん。
二人は芸大を卒業されたところだった。

やがて、古賀氏は日本音楽集団に入り、三木稔の
『ソネット』などのレコーディングに参加。この曲は
大島渚監督の映画『愛のコリーダ』にも使われ、
話題となった。

そして古賀氏と砂崎さんは・・・・・・・。
その後、二人は別れ、古賀氏はアメリカに。

私とは 40年疎遠となっていた。それが facebookで
コンタクトがとれ、またこうしてYou-tubeで演奏を
聞けるようになるとは。

古賀氏の尺八は実に力強い。最も私好みの尺八だ。

この『残月』にかつてのパートナー、砂崎知子さんが
コメントを送っている。なにかジ~んとくる。

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古賀さま

久しぶりに懐かしい絵と音を聴かせていただきました。
今聞いても充分鑑賞に堪えうるので安心しました。

砂崎知子

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