「おかげさま」という感謝のことば

アメリカ人の挨拶は「How do you do？」
(ご機嫌いかが？)と問われて、多少 具合が
悪くとも「I'm fine」(調子いいです)と
答える。あくまでプラス志向だ。

日本人は「ご機嫌いかが？」と問われれば、
少し前までは「おかげさまで」と答えていた。
神仏に守られ、周囲の人に助けられて無事に
過ごせていることに、“おかげさまで”と
感謝の気持ちを表明した。

最近、この「おかげさまで」という言葉が
使われなくなったという。もう「死語」だとも。
そして「まぁまぁですな」とか「いや、なかなか
(厳しい)」「もう大変ですワ」と、謙遜を含めて
マイナス発言をするのが増えたとか。

「お蔭さま」の「かげ」も、思えば暗い言葉だ。
「墓場の蔭から・・」「背後霊」的意味合いがある。

「お伊勢参り」のことを「おかげ参り」いう。
無事に過ごせていることに“おかげさまで”と
感謝のお参りなのだ。だから、伊勢の神宮では
あれこれ「願い事」を頼むのではなく、感謝の
心を表すところなのだ。

無いからこそ、必要あって生まれる

中国共産党、１年で１４万人を処分　汚職など規律違反で(朝日新聞) - goo ニュース


中国で 規律違反で処分された共産党党員が昨年１４万人。
全国の規律検査部門には１３４万件の通報があったという。

孔子が「君子の道＝道徳」を説いたのに、中国人は
どうして こうも非道徳的なのだろう？。それは、
「非道徳的な民族だから“儒教”が生まれた」のだそうだ。

同様に、白人は野蛮だから「博愛」を説くキリスト教が
生まれた。

日本人は「不倫」大好き。『源氏物語』は不倫小説
そのもの。それが文学として高く評価されるような国民性だ。

古代から中世まで、「フリーセックス」「男色」は
日本人の好む習慣だった。「色欲」を禁じられているはずの
僧侶も、天皇の后でさえも「不倫」は“公然の秘密”
だった。戦国時代までは「何でもあり」のハチャメチャ
だったのだ。

それに終止符を打ったのが、徳川２代将軍「秀忠」。
日本人の「倫理観」は、江戸時代になって「武士道」が
生まれ「儒教」でしばられるようになってからのこと。

日本人は「不倫好き」だから「倫理」が説かれた。
「無いからこそ、求められる」のだと。

1/9 成人式

今後活躍しそうだと思う、今年成人式を迎える有名人ランキング2012(gooランキング) - goo ニュース

今日1/9(月)が「成人式」のはずだが、土日に「成人式」を
行ったところも多いらしい。そのせいか、今日、大須観音に
行ってみたが、振袖姿の女性は ほんの数人。例年と違って
少なかった。

男性も、いつもなら、ド派手な紋付・袴に金髪のアンチャン
たちがはしゃぎまくっていて、虚無僧にも からかい半分で
喜捨してくれるのだが、今年は、みなスーツにネクタイ。

名古屋駅でも、ジャニーズ系のスーツ姿の男性を多くみかけ
たが、妙におとなしい。「震災」の影響だろうか。新聞報道
にもある通り、20歳前に亡くなった仲間のことを思うと、
バカ騒ぎはできないようだ。

振袖でベビーカーを曳いている“ヤンママ”を二人も見かけた。
預かってくれる親もいないのか、いや、友達に見せたいのか。
仲間にとり囲まれて、幸せそうだった。

例年、成人式の日ぐらいは 振袖の女性も虚無僧に喜捨して
くれるのだが、今年はゼロ。時代の変化を微妙に感じる。


さて、今年新成人となった有名人・アイドル。期待度
ナンバー１はプロゴルファー石川 遼。そして「ＡＫＢ４８」の
前田敦子、柏木由紀、高橋みなみ、板野友美、松井玲奈、
高城亜樹・・・。 新成人おそるべし。

送っていって、送られて

「送っていって、送られて」という歌詞の歌、曲名が
思い出せない。好きあって、彼女を家まで送っていったが、
別れがたく、今度は 彼女に送られるというような情景か。

「鈴花」殿にメールを送って、返事がきたので、そのまま
にしていたら「なんで、メールを返さないのか」と叱られた。
読んだら「了解」とだけでも返すのが、「メールの
しきたり」らしい。

なるほど、昨日のように、パソコンが壊れて、メールを
読んでいない可能性もあるから、相手は不安なのだ。
「ならば電話をかければいい」と思うのは旧人類。

そういえば、若者は、常にのべつくまなく メールを
いじっている。メールをしたら、すぐメールで返事が
入り、またメールする。“送って、送られて、また送って”
エンドレスだ。

「えい、めんどう」と、ケータイに電話しても出ない。
メールをするとすぐ 返ってくる不思議。そうらしい、
声を出せない状況に居ても、メールなら打てる。24時間
真夜中でも連絡できるからメールはいいのだそうだ。

「目は口ほどにモノを言い」は昔の話。今は「口ほどに
モノいう親指」だと。