しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
日々のくらしを綴ります
よろしければお立ち寄り下さい

写真展

2024-08-26 21:53:00 | 音楽



へなちょこの私が、東名高速道路を何とか走ってたどり着いたのは、深い緑に囲まれた美術館。



明日から開かれる写真展の搬入にお邪魔した。




箱から写真を出して、壁にかけていく。
(私も少し手伝った)




最後に照明の角度を直し、照度を下げると、ぐっと写真が生きてくる。





ちょうど一年前、ハンガリー中部のソルノクという街で行われたオペラセミナーに同行した写真家の写真展だ。

建物の間の小屋のような本屋の一枚。

レッスンを受けていた建物を休憩時間に抜け出し、この本屋の前を通って、ステージで使う小物を買うために雑貨屋さんに何度も通った。

その一枚だ。




これはホテル近くの河岸の小径。

私も早朝、ここまで散歩して、発声練習したり、イメージ出しをしたりしていた。



何気ない街のスナップ。



ハンガリーでも首都ブダペストへ観光で訪れる人は多いだろうが、こんな地方都市へは用事がなければ行かないだろう。

しかしこんな街にも、市民に愛されている立派なオーケストラがあり、大きなホールがあり、気軽に楽しめるコンサートがたびたび開かれている。

大きなホールだけでなく、
街の公園の夜間コンサートにも市民が気楽に出かけて、並べられた椅子に座って、音楽を楽しむ。

なんて素敵なことだろう。



昨年のちょうど今頃、その街でレッスンを受けて、オーケストラのコンサートに出演した。

「思い出ではなく、自分の実績としてください」と指揮者は言ってくれた。

この写真の中に私もいる。

オーケストラの音に包まれ、激しいリズムに背中を押されて、音楽を演奏する喜びを実感した。

思い出ではなく実績とするには、その後どんな努力をするかだよね。

それをこの写真展は思い出させてくれた。



岡本修治 写真展
豊橋市美術博物館
20240826〜0901








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コンサート

2024-08-25 19:30:00 | 音楽


日曜日の午後、同門のソプラノのコンサートに出かけた。

すごく遠くはないが、地味に近くない県内の街。
へなちょこの自分が、がんばって高速道路を運転していった。

道も空いていて、思いの外早く着いてしまい、屋根のある駐車場に置くことができた。




それにしても早過ぎるので、併設の図書館で待つことにした。

「暮しの手帖」の最新号をめくるうちに、京都の刃物店「有次(ありつぐ)」を紹介するページに目が留まった。

何十年も前に京都を旅行した時、錦小路の「有次」に寄って、人参に使う抜き型を一つ購入した。

使うのは一年に一度だけ。
お正月のお節料理の煮しめを飾るために、真っ赤な金時人参を花型に抜く時には欠かせない相棒なのだ。


一方、記事ではアルミの「段付き鍋」が紹介されていた。

中程に段があることで、吹きこぼれを防ぐのだそうだ。

しまう場所に限りがあるから、鍋を増やすのは難しいが、料理好きには魅力的な記事だった。


さて、コンサートは知人が音大の同級生と開いたもの。

息もぴったりで、仲の良さが伝わってくる。

歌い手もピアニストも同級生とのこと。

才能に加えて、努力も積み重ねてこられたのだろう。
音楽の楽しみに溢れるコンサートだった。

歌い手だけでなく、ピアニストがすごくよかった。

編曲もされるようだった。
エレクトーンを使って演奏する場面も多かったのだが、まるでフルオーケストラが伴奏しているようで迫力があった。


おしゃべりも上手くてね!
とても楽しかった。

でも、それって人間性が出るもの。
どう生きてきたかが、つい現れてくるのだとよくわかった。

さあ。自分の時はどうしよう。

彼女たちの足元にも及ばないけれど、素敵な刺激をいただいた。


夕方、ツクツクホーシが鳴くのが聞こえてきた。

初めて聞いたのは1週間ほど前だが、今日は熱心に鳴いてくれた。

暑かった夏だが、季節はやっと動いてくれるのか?






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やっと

2024-08-24 19:30:00 | 音楽






やっと渋沢翁も我が家に1枚お迎えできた。
遅い?😄






やはり大きいアラビア数字が目を引いて、分かりやすいよね。


新紙幣になってしばらく経つが、先日の千円札に続いてやっと2枚目だ。

津田梅子女史にも、そのうちにお目にかかれるのだろうか。




二週間お休みだったコーラス練習。

今日はお休みの人が多くて心配した。

初めは声が全然出ていなかったのだが、指導を進めるとどんどん声が出てきて、安心した。

秋には本番もある。
都合や体調によるお休みは仕方ない。
家庭を大事にする世代だから、無理は言えないしね。

それでも集まった時はしっかり声を出して、音楽を楽しんでもらえる時間を作り出していきたい。

今日も発声がどんどんよくなって、びっくりした。

衣装や簡単な振り付けなど、ちょっと気持ちが華やぐ提案もしていく。

笑顔あふれるハーモニーを紡ぎ出していきたいと思う。





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留守番

2024-08-23 20:57:00 | 家族のこと
娘は育休中なのだが、ありがたいことに職場の健診を受けさせてもらえるらしい。

それで今日はばーばが出動して、こっちゃんと留守番したよ。


娘がそっと出て行った後、すぐに気づいて泣いた。

その後、不本意ながら寝てくれた。


あまり長く寝るとその後困ると聞いていたので、少ししたら布団を動かすと自然に目を覚ます。

そして泣く。





本は好きで、自分でも読んでいる(眺めている?)と娘が言っていたので本箱を見ると、懐かしい絵本が並ぶ中に、私の大好きな「おせち」の本を発見!





「はっけよい! おせちばしょ」

題名からして面白そうな本だった。



絵もはっきりしているし、読んでいても面白い。

内容はわからなくても、読む調子が伝われば絵本を読むのは成功なのだ。

こっちゃんも機嫌良く、一冊最後まで(わからないままでも)聞いてくれた。

ありがとう。





その後は自分で好きな本を出してきて読んだり、好きなおもちゃでお利口に遊んでいた。

よかったー。



娘は久しぶりの外出で疲れたようだった。

結局上の子、しーちゃんのお迎えまでお留守番して、帰った。

金曜日は持ち帰るものも多いし、赤ちゃん連れて保育園のお迎え行くのと、赤ちゃん置いていくのでは、手間がうんと違う。

それは言わなくても分かるからね。

ついそこまで、つきあっちゃった。





スーパーに行ったから、お惣菜でも買って帰ろうかと思ったんだけど、結局豚ミンチを買って肉団子風のものを作ることにした。

ねぎ、玉ねぎ、えのきを入れて団子を作って揚げ焼きにする。

その後、醤油1、さとうと酢を3ずつの割合で甘酢あんを作って、絡めた。




簡単なものでも、家で作ったものはすごく美味しくて(自画自賛)、疲れが取れるね。

美味しかった!

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終了

2024-08-22 21:46:00 | 悲しかったこと



大人気ない話題で恥ずかしいのだが、「ポケ森」こと「どうぶつの森ポケットキャンプ」というスマホでするゲームが、この秋で終わるらしい。


おばさんなのに、実は毎日遊んでいました。。。


花を植えたり、虫を捕まえたり、魚を釣ったり、というのんびりしたゲーム。

誰も戦ったりしない。
武器も持たない。


初めは誰に教えてもらったか忘れたけれど、介護中など悩み多かった時期に一日一回(以上だけど)この森を訪れると、どうぶつたちはいつも笑っていた。

やさしい言葉で話しかけてくれた。

(キャラの)どうぶつたちって、いいな。
いつもやさしい。
いつも笑ってる。

どれほど癒されたことか。

まあ、私はおばちゃんだから課金といってお金かけたりしないし、運営に全く貢献しなかったから、社会的意味から言えばある意味仕方ないのだが、

やっぱり寂しいの。




このオオカミの女の子はモニカという名前。

イケイケで明るいキャラは大好きだったし、





ジェーンという名前のモンロー似のこのお姉さんは、メイクが濃くてとってもオシャレだった。




このアヒルは介護中だった母と同じ名前(のりっぺ)で、笑えるほど顔も似てた。


私の辛い時期を支えてくれたのよ。
うー。泣けてくる。


他のゲームのことはよく分かんないんだけど、数少ない自分がやってるゲームだった。

こんな物足りないゲームをやってるのは、おばさんだけだったのかも。


終わるのは11月くらいらしい。

あと少し、どうぶつたちにお礼を込めながら、遊んでもらおう。

今までありがとうね。
支えてくれてありがとう。





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