しましまのドレミ・カフェ

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60歳からの

2014-09-07 22:33:11 | 日記
あいち国際女性映画祭の最終日、3本の映画を見てきました。
お尻が疲れています(^_^;)

★香西志帆監督の「恋とオンチの方程式」
銀行員を正社員として続けながら、映画監督もする、という香西監督。
香川県さぬき市の「津田の松原」という土地の人の実行委員会によって制作されたそうです。
主演は朝ドラの夏菜ちゃんです。

近くでお会いしたら、目が大きくて、背は私くらい?!(知っている人にはわかりますよね)(^o^)の
若い女性の方でした。



★「ロスト・イン・トランスレーション」ソフィア・コッポラ監督





日本のTVCMのために来日している中年のハリウッド俳優と、
(サントリーのウィスキーのCMらしい設定)

カメラマンの夫の仕事で来日中の若いアメリカ人女性シャーロットが、

宿泊している高級ホテル(ハイアットと思われる)の中で出会い、

東京のあちこちを見たり、人に会ったり、

友情なのか、愛情なのか、どっちなのか?!って感じのものが育ってきて、、、。

というお話でした。


東京の風景や日本人はいっぱい出てくるんだけど、

不思議な空気感漂う作品でした。



★映画祭、最後の作品も見ました。

「sixty and the city」ニリ・タル監督(イスラエル)

これは、とても面白かったです。



子どもも孫もいるが、10年前に離婚して以来、一人で暮らしている。

60歳になったとき「このままひとりで歳をとっていくのはいやだ」と

ネットの出会い系サイトに登録したら、


世界中の20~80歳の男性、1320人から返事が来た!


何人かに会い、そのうち撮影に協力してくれた男性数人とのデートの様子を綴っていく、

監督自身が主演のドキュメンタリー。



「皺や身体のたるみを恐れながら暮らしたくない」

「丸ごとの自分を受け止めて、ときどき抱きしめてほしいだけ」

「一人でいるのは悲劇ではない」

「老いは隠せないけど、日々情熱を感じて生きていける恋人に出会える、という希望は捨てない」



日本では、歳を重ねると「年相応に」といわれがちだが、

自分のやり方で、自分の望む人生を生きたい、と思うのは自然なこと。



私自身も、いつだってそう思っているし、

きっと誰だって、心の底ではそんな風に思っているんじゃないかな。



そんなことをユーモアを交えながら教えてくれた、映画でした。



最後には、監督のトークもあり、話を聞くうちにさらに共感を覚えました。

白い髪の毛に、真っ赤なフレームのメガネをカチューシャにしているのが、カッコよかった!!








サインもしてもらっちゃいました(^_^)/




来年の映画祭では、どんな映画と出会えるか、

また楽しみです。





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