地下鉄で腹の立つ「オッサン」2題。
帰りの地下鉄に間一髪で間に合って乗り込み、ちょうど空いてる席に。
隣は「オッサン」だ。しばらくして、クシャミをし出した。「何や。風邪引いてるのか」と、それとなく横目で見ると、眼を盛んにこすっている。「何や。花粉症かいな。まあ仕方ない。我慢しょうか」
すると、しばらくして、セキを連発し出した。「やっぱり風邪か。口くらい押さえてやれよ。うつりそうやないか」
一緒の駅で降りるまで、セキとくしゃみの連発だった。ああ、気分が良くない。
乗り換えて、次の駅へ。「オッサン2」があわてて乗り込んできた。
いきなり、ドア側に向いて、携帯メールをし出した。「若い子やないんやから、地下鉄に乗ってまでしなくても・・・」
いよいよ僕の降りる駅に近づいたが、出口近くででメールを続けている「オッサン2」が出口をふさいでいる。「どけよ。若い子みたいに出口にたむろするなよ」
いよいよ、地下鉄が止まっても動こうとしない。思わず押し出して降りた。
「ほんまに腹の立つ」
今、「オッサン」のマナーが良くない。オッサンが言ってるから間違いない。