神戸こども将棋教室ブログ

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涙の数だけ…

2022年06月12日 | 教室


日曜教室としては
先週は他会場での開催であったため、
先々週はお休みであったため、
3週間ぶりのレギュラー開催であり、
3週間ぶりの講義です。

6月から新たな単元に入り、
心機一転また知識習得に励みます(^^)
また2か月くらいの期間をかけて
丁寧にやっていきたいと思います。

今日の教室で最も印象的だったのは、
後半の実戦の時間でのこと。
普段は淡々としている低学年の子が
対局に負けて悔し涙を浮かべていました。

その子にとっては「昇級の一番」の対局で
懸ける思いも強かったはずで、
そこで負けてしまったことに
悔しさが溢れ出たようです。

先日、「たくさん悔しがれ、そして強くなれ」
という言葉を引用させていただきましたが、
今まさにその言葉を件の子へ贈りたい気持ちです。

実際、教室の隅で涙を堪えている姿を見た私は
その子と少しお話しをして、
「強くなりたい?」
「どうすれば強くなれるだろう?」
など問いかけながら、
単に「惜しかったね」で終わらせることなく
次へ向けての具体的行動について考えました。

ま、ここまでできれば十分すぎるくらいで、
そもそも、涙を浮かべるほど負けて悔しい
という感情が湧き起こったこと自体が
大きな成長だと思います。

大きな成長を遂げた瞬間に立ち会えた…
そんな意味で、今日、最も印象的な光景でした…。
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