技術よりも前にあるもの

いつも利用させていただいております
神戸町中央公民館が終日利用不可とのことで
今日の教室は神戸町ふれあいセンターで
開催させていただきました。



今日の教室での終わりのミーティング時のこと。
ザワザワ騒がしかったので注意をしたところ、
その矢先に、また私語をしていた子がいたため、
久しぶりにカミナリを落としました(^^;

「将棋の上達という難題に挑戦していることに比べれば
少しの間、私語を抑えることなんて簡単なはず。
それくらいは簡単にクリアできないようでは、
将棋の上達という難題なんてクリアできるはずない。」

「将棋は落ち着きや集中力が求められる競技。
私語を慎む時間、話を聞くべき時間にフワフワしている子が
対局中にフル集中できるだろうか？？」

そんなメッセージを伝えました。

将棋さえ強ければ、立ち居振る舞いはどうでも良い…。
そんな発想は言語道断ですが、
そもそも、立ち居振る舞いがなっていない者が
強くなれるはずはありません。

将棋が強くなるためだけに
立ち居振る舞いを磨くわけではありませんが、
こども達においては、
将棋が強くなりたいから
立ち居振る舞いも磨いていこうという
論理展開もアリだと私は思っております。

むしろ、心や人間力といった部分の成長の動機として
将棋が活きるのであれば、そこにこそ、
こども達が将棋に励む目的や価値が
存在するのではないでしょうか…。