悪手探し

お盆休みも一般的には今日が最終日。
こども達にとっても今年の短い夏休みも
今日が最終日という学校も多いようです。



今日の授業では、”やってはいけない手”
について学習いたしました。

将棋はミスをした方が負ける競技だといわれます。
派手な好手や妙手を繰り出して勝つパターンよりも
致命的なエラーをせず、堅実・着実な手を積み重ねて
勝つパターンの方が多いです。

そこで、エラーをしないための練習として
今日の授業では、実戦に出て来やすそう、かつ、
いかにもエラーをしそうな局面を題材として用意し、
みんなで「これだけはやっていはいけない」
という手を考えてもらいました。

有名な”ハマり形”や、裏定跡などについても
取り上げて、考える力を養ってもらいました。

定跡学習の中で、「ここでやっていけない手」
について補足するということはやっておりますが、
こういう具体的な局面をピックアップして
”悪手探し”をするということをメインとした
授業を行ったことはありませんでした。

しかし、こういうアプローチで将棋を理解するということも
効果的なことだと、今日やってみて感じました…。
今後も時折取り入れてやってみたいと思います(^^)

後半の実戦では、
今日は1名の子が昇級を果たしました。
今年から教室に通い始めた子で
教室休講期間を除くと事実上3か月くらいしか
教室に通っていない低学年の子ですが、
自粛期間中の詰将棋トレーニングや
教室再開後の教室への出席率が高く、
正しく”目に見えて”メキメキと上達しています。
将来どこまで成長するのか楽しみな子の1人です(^^)

次回の教室は、8月19日（水）です。
いつもの水曜日と異なり
3階会議室で行いますので
部屋にご注意ください。