神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

やってはいけない手

2019年12月15日 | 教室
12月も気付けば
半分が終わろうとしています…。

今日は、今月最後にして
今年最後の日曜教室です。



先週に引き続き、今週も
過去に授業で扱ったことのある
定跡の学習(復習)です。

定跡学習では、その局面での正しい手を
覚えることはもちろんですが、
それと同等に、”ここでやっていはいけない手”を
意識することも大切だと思っています。

一見すると正しいように見える手が
実はその先に落とし穴が待ち構えているとか
将棋ではそういうことがとてもよくあります。

スポーツなどでも
「ミスをした方が負ける」という言葉を
よく聞きますが、将棋もまさにそうです。

良い手を繰り出して勝つというよりも
普通(自然)な手を繋いで繋いで
最後まで悪い手(ミス)なく着地できた方が
勝つというパターンの方が多い気がします。

極端な喩えでいうと、
加点方式ではなく減点方式。
そんなイメージかもしれません…。

そんなことを感じるので、定跡学習の時には、
いかにも陥りやすそうな局面で
”ここでやってはいけない手”について
時間をかけて説いています(^^)

「悪い見本だよ」と言いながら、
その先の数手を進めて、ハマってしまった例を
見せてあげることによって、
その局面での”正しい手”が光って見えて
来るのだと思います…。

次回の教室は、12月18日(水)です。
コメント