二枚替え

今日は2月最初の教室日でした。

インフルエンザが流行しているようで、
今日の教室では2名の子がインフルエンザでお休みでした。
（お大事に。早く良くなってね！）

今日の教室での一局から。
3年生の子（うわて）と2年生の子（したて）の6枚落ち戦です。

状況説明をしますと、
以前から続いている一番手直り戦で
上手が下手を6枚落ちまで指し込んでの本局です。

今、上手が3六金と打ち込んだところ。
この後、同馬、同銀成、同竜と進みました。

これは、「二枚替え」というやつで、
馬（角）1枚と金銀2枚の交換になっています。

感想戦で、この手について、私が聞いたところ、
上手の彼は「馬を捕獲して悪くないと思った」との
大局観を述べてくれました。

そこで、私が質問を変えて、
二枚替えという言葉を知っているかと尋ねたら
知らないとの回答。

なるほど。腑に落ちました。
二枚替えの価値観がまだ修得できてないのです。

本局は、6枚落ち戦という特殊事情にはありますが、
それでもこの局面で、上手から二枚替えに飛び込むのは
損だと思われます（しかも、二枚替え後の同竜が詰めろ）。

そこで、「二枚替えなら歩ともせよ」という格言を
伝授するとともに、二枚替えの価値観について教えました。

今日ブログは、
ちょっと技術的な話ばかりになってしまいました…（苦笑）。

まっ、「教室でちゃんと将棋を教えていますよ」という
レポートだと解釈してください（笑）。

次回の教室は土曜日です。