![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/78/ae055b78229a9e6c4d3a62bda3ee5ae8.jpg)
言問橋の西岸を川岸に沿って歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/98/24b45ef47f8946ab4f546927afc59be3.jpg)
ちょっとした公園になっていていろいろな花々が咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/66/799610e0eacbdee054a9fd4f5bf4bef9.jpg)
本当にほっこりとした気持ちにさせる優しい散歩道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6a/b5289b76756246efe5d4bc6196bb78ea.jpg)
ほどなく、一つの碑が見つかった。「花」の碑。タイトルだけだとピンとこなかったが、歌詞を見るとすぐにメロディが浮かんできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/1a/1dcf3e97ea6cbb585152c16a571058df.jpg)
「春のうららの隅田川 上り下りの舟人が・・・」
そう滝廉太郎作曲のあの歌。早逝の歌人だったが、1900年彼が21歳の時の作品だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/9d/93f9e1c03aaf3f80182518d3a2bbb227.jpg)
歌碑の字は作詞者武島羽衣の自筆だという。まさにこの季節の隅田川を歌ったもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/11/3fa2effa4ce273fbde5debc6bce021cb.jpg)
うららかな陽の差す午後のひと時、心まで温かい気分になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9d/bab0de669c380af744cc2d2c2b769fc6.jpg)
そこから1つ道を横切ると、待乳山聖天という神社がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/7f/5ab749fd41256f69a9726553814e6e8a.jpg)
この神社では巾着と大根があちこちで見つかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/9f/63371a608f0c991fc9453bdf0ed5b428.jpg)
巾着は商売繁盛、大根は夫婦和合のシンボルとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/b4/23c6ea8b2de2dd622014fd78d754db5d.jpg)
また、なかなかハンサムなお稲荷様もいらっしゃった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/3e/14e754231d5cddd8a7f3f1c29554218a.jpg)
神社の西端に「池波正太郎生誕の地」の碑が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e4/d00c08252e809a9f4611663871c4ecc3.jpg)
ご存知鬼平犯科帳や剣客商売などの作家として著名な方だ。
生家は、旧東京市浅草区聖天町61番地(現浅草7丁目3番地付近)で、この神社の南隣あたり。
エッセイでは「大川(隅田川)の水と待乳山聖天宮は、私の心の故郷のようなものだ」と書いている。