表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

Bruce Springsteen "Long Walk Home"

2020-08-22 20:29:44 | ブルース・スプリングスティーン
Bruce Springsteen "Long Walk Home" London, UK Nov. 11, 2006


2ヶ月に一ぺんくらい何の前触れもなく突然リリースされるアーカイヴ・シリーズの最新作が到着。今回は2006年のシガーズセッションバンドのロンドン公演です。
個人的にもこのツアー大好き(実際観たわけじゃないけど)なので、早速ダウンロードして(もちろんCDも注文済み)聴いていますがやっぱり良いですね。しかもブルースが大好きな(はずの)ウエンブリー・アリーナのステージですから、盛り上がらないわけがありません。

SET ONE
1.BLINDED BY THE LIGHT
2.OLD DAN TUCKER
3.ATLANTIC CITY
4.EYES ON THE PRIZE
5.JESSE JAMES
6.O MARY DON'T YOU WEEP
7.GROWIN' UP
8.ERIE CANAL
9.MY OKLAHOMA HOME
10DEVILS & DUST
11MRS. MCGRATH
12HOW CAN A POOR MAN STAND SUCH TIMES AND LIVE?
13JACOB'S LADDER
14LONG TIME COMIN'
15JESUS WAS AN ONLY SON
16OPEN ALL NIGHT
17PAY ME MY MONEY DOWN
18LONG WALK HOME
19YOU CAN LOOK (BUT YOU BETTER NOT TOUCH)
20WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN
21THIS LITTLE LIGHT OF MINE
22AMERICAN LAND
23FROGGIE WENT A COURTIN'

特に好きなのがステージ後半の「オープン・オール・ナイト」~「ペイ・ミー・マイ・マネー・ダウン」の約20分に及ぶ熱い演奏。そして「光りで目もくらみ」や「ユー・キャン・ルック」のようなロックンロールがアメリカン・トラディショナルに大変身する様です。
『ゴースト』ツアーや『デビルズ』ツアーのようなのも嫌いじゃないし、むしろ先月発表された『ライヴ・シリーズ』のようにアコースティックならではの慈しみみたいなのもありますよね。このふり幅というか懐の深さもブルースの魅力ではないでしょうか。一曲で何度も楽しめる...みたいな。

しかし今回の目玉はこのYouTubeにアップされた「ロング・ウォーク・ホーム」らしいです。ツアー初披露でありながら、このツアー唯一の演奏だったようで、この曲を聴くだけでも価値があります。

あ。そしたらYouTubeで十分なのか(笑)