表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

クラレンス・クレモンズ...

2020-06-18 10:28:51 | ブルース・スプリングスティーン
2011年6月18日。

言わずと知れたクラレンス・クレモンズの亡くなった日です。

本来ならばその年の夏のサマソニに自身のバンドを率いて来日の予定でした。しかし訃報の数日前に「クラレンス倒れる」という速報を目にし、そこからはあっという間でしたね。

その後の『レッキング・ボール』ツアーからは、甥っ子のジェイクが(最初は不安だったけど)クラレンスの代役をしっかり務めているので安心ですが、やはり「凍てついた十番街」の曲間に流れる在りし日のビッグマンの雄姿は涙なくしては見れません。

過去のライヴ音源を聴いていると、結構ハデに音を外すことも多いクラレンス。だけど一つのステージで必ず何曲かは大迫力の凄まじいプレーを聴かせてくれています。この迫力は唯一無二、誰もマネできません。

しかし膝を痛めてからの晩年は、ステージ上でも殆ど動かず、ブルースとの掛け合いもめっきり減っていました。奏でるサックスの音色も迫力が消えていたのも事実です。寂しかったですね。

9年前、クラレンスが亡くなる前後の当稚拙ブログはクラレンスのことばかり。とりあえず一つ、リンゴ・スターの初代オールスターズ・バンドで来日したときの思い出を張り付けてみましたので、興味のある方はチラっと読んでみてください。

クラレンスの思い出①

これを含めて2回、全盛期のクラレンスの雄姿が見れたことを感謝します。

クラレンスは永遠にEストリート・バンドのメンバーです。


今のところ最新(といっても2013年秋冬号ビッグマン追悼特集)のバックストリーツ・マガジンのこの表紙、カッコ良すぎると思いませんか?