表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

三回忌

2018-03-28 10:49:30 | ブルース・スプリングスティーン
2年前のちょうど今頃の時間(日本時間で)僕は天国にいました。2016年3月28日。長年の夢が叶った記念すべき日です。あれから2年。はやいなぁ。仏教的には三回忌(イミフ)です



田舎の高校生だった僕が初来日公演に行けるわけもなく、初めてブルースとEストリート・バンド(スティーヴン抜き)のステージを体感したのは88年のアムネスティ。結局日本公演がなかった『トンネル・オブ・ラブ・エクスプレス』ツアーに失望し、どうしてもフルセットが見たくて初めてアメリカで観た93年『ヒューマン・タッチ&ラッキー・タウン』のワールド・ツアー(今思えばとってもレアなEストリーター以外のバンド)。またやっと来てくれた97年の『ゴースト・オブ・トム・ジョード』ソロ・アコースティック・ツアー。たった3回しか観れていなかったブルースのステージ。ずっとフラストレーション溜まりまくりでした。

それ以降は日本公演がウワサされながらも一切実現せず、子どもが小さかったこともあってアメリカ行きを断念したリユニオン・ツアー。それに続く『ザ・ライジング』ツアー。『デヴィル...』『シガー・セッション』ツアーを挟んで、当時スポーツ紙にも来日決定!!と大々的に掲載された幻の『マジック』ツアー。絶対来てくれると信じた『ウォーキング...』と『レッキング・ボール』~『ハイ・ホープス』ツアー。

もう僕のガマンも限界でした。

そんな矢先に発売された『ザ・リバー』ボックスで、これに関したツアーがあれば「何があっても行く!!」と心に決めました。

その後の顛末はご存じの通りです。2年前の記事をご覧ください。

『ザ・リバー』ツアー以降は、ブロードウェイのステージがロングランに次ぐロングランで、少なくても年内いっぱいはツアーはなさそうです。それどころか新作の発表もなさそうです。スティーヴンやマックス、ニルス、ジェイクらはソロ活動を精力的に行っている現状を考えると、もしかしたら本当にゲイリーの言う通りもう(しばらくは)Eストリート・バンドとの活動はないのかも。それが「永久に」とは考えたくありませんが、観ておいて良かった。


そんな今日(現地時間28日)は、盟友ビリー・ジョエルがMSGで50ヶ月連続となる記念公演を行っていたようですね。それもいつか観たいなぁ。