12月17日(土)9時に起きる。どんよりした曇り空、部屋の温度計はちょうど10度を
示している。この冬一番の寒波が迫っているらしい。午後から小雨が降り出した。
郷里和歌山の兄から「元気にやってるかい」と、安否確認の電話が入る。私より3つ年上だ
から85歳か。よもやま話の中で、車の運転も止めたと言っていたから「良かったね。年い
って事故起こすと大変だから」と喜んであげた。
あるブロガーさんは日記に「渡る世間はほとんど親切な人達」と書いておられる。私
も「親切な人たち」に出会い感謝しているので、フムフムとうなずく。
杖をついてバスの乗ると、必ず席を立って代わってくれる。横断歩道でないところを
渡ろうと待っていたら、近づいてきた車はスピード緩め運転席から「どうぞ」と手を
振って合図、狭い歩道を歩いていたら対向者は立ち止まり道を譲ってくれる。まさに
「渡る世間はほとんど親切な人たち」ばかりに出会っている。
人から親切にされるようになって、自分の元気だったころを振り返ると反省することが多い。
周りの人のことに無関心、配慮に欠けてきた、と思うと、忸怩たる思いに駆られる。残された
時間が少なくなった今、どれだけ「ツケ」を減らしていけるか、か分からないが。
人生のフィナーレを迎えて、優しさと気遣いに接することは何物にも代えがたい喜びだ。私
も心掛けよう。
18日(日)9時に起きる。この冬一番の冷え込みだそうで、真っ青に晴れ上がった空、空気
はキンと冷え込んだ感じ。六甲山の山頂にうっすら雪化粧したと聞いた。昼過ぎには解けたらし
いが、今年の初雪だね。
今日はツキイチのお墓参り。昼食を早めに済ませて、長女の運転で出かける。今年最後な
ので「来年また来るからね」と心に念じ、雑草や枯葉を取り除き花を供えて、清掃する。
墓苑は尼崎から車で40分、山の中腹にあるので市街地に比べかなりい。、お墓の供花台に
溜まった水が凍っている。はるかかなたの北の上空には、珍しい帯状の雲がたなびいていた。
お参りを済ませ、帰りに伊丹市の昆陽(こや)池に立ち寄る。ここは阪神間でも有数の野鳥が
集まる楽園で、但馬からコウノトリも飛来するとニュースで見た。
冬の渡り鳥がたくさんいると思ったけど、意外と少なく期待外れ。それでも、水面から吹き付
ける冷たい風、かじかむ指でシャッターを切った。
久しぶりの昆陽池野鳥の撮影だったが、とにかく寒かったので早々に引き上げる。
帰宅後、写真を再生して見たが、ボケボケが多くまずい写真ばかりでガックリ。広大な池の中
で自由に泳ぎ飛び回る野鳥たち、下手に撮られてたまるか、と言わんばかりに飛び回る。に
わかカメラマンには、手に余ることを思い知った。
昆陽池は自宅から約3キロ、元気な時はウオーキングがてらよく来たものだが、もう来ることは
ないかも、と一抹の寂しさを感じながら、西日に追い立てられるように帰宅した。
<昆陽池の野鳥たち>
<お墓で初氷を手に取る>
<たなびく長~い雲>