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リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

花ゲリラ、シードボムのこと

2022-12-05 13:10:01 | 日記

12月3日(土)9時15分に起きる。きれいな青空だったが、正午前ごろから薄雲が

張ってきた。

午後、花も枯果てたフジバカマを根元数センチほど残して、刈り取った。13個のプラ

ンターに咲かせ、アサギマダラを待ったが2年続けて見事に振られた。来てくれたのは

最初の2年だけ。三田や篠山地方、神戸市街地の花壇や六甲山にはたくさん来たという

のに。今年よく見かけたのはツマグロヒョウモンやアゲハばかり。

刈り込んだプランターのあるコーナーはすっきりしたが、アサギマダラが来なかったこと

を思うと、少し寒々しく感じる。

来年はどうしようかな。数を減らして、もう1年頑張ってみるか。フジバカマの茎と葉を

詰めたと大型ごみ袋を前に、思案する。

       刈り取る前のフジバカマ

   刈り取ってスッキリ

4日(日)9時15分に起きる。外はどんよりした曇り空。風はないけど寒い。これからこ

んな日が続くのだろう。

 

前日に続いて、ガーデニングの話が続く。昨夜、民放テレビの「世界ふしぎ発見」を観てい

たら、イギリスのガーデニングを取り上げていた。

その英国で「ゲリラ・ガーデニング」というのがあるのを、初めて知った。花の種を包んだ土

などの塊りを、空き地や民家の荒れた庭に投げ込み、自然に花を咲かせて楽しむ「花ゲリラ

と称するボランティアのことらしい。種の入った泥の塊りを「シード・ボム=花種の爆弾」

というそうだ。公園や道端のベンチに花束(ブーケ)をさりげなく置いて、持ち去ってもらう

「フラワー・ボム」もあるとか、さすがガーデニング大国のイギリスだねえ。

花ゲリラは、さしずめ日本では「花咲か爺さん」か。「枯れ木に花を咲かせましょう」という

から趣があって、優しいね。

 

ところで日本ならシード・ボムを投げ込まれたら「勝手なことするな」とトラブルになりそう

だけど、イギリスでは当たり前のことらしい。古くから王室をはじめ花や庭園をこよなく愛す

る、大英帝国の余裕かな?

 

ところで我が庭にも「シード・ボム」を落とされているようだ。「花ゲリラ」は人間じゃなく、

どうやら野鳥や風らしい。植えたり種をまいた覚えがないのにいつの間にか花木が現れ、咲い

ている。

タツナミソウ、ホトトギス、ツルニチニチソウ、ヤツデ、ナンテン、ホソバヒイラギナンテン。

樹木ではクスノキ、ケヤキ、カシ、クロガネモチ・・・クスノキやケヤキは狭い庭で大きくなっ

たら厄介なので、せっせと切り捨てているが切り株からすぐ芽が出るので、ちょっと迷惑してい

る。カシやクロガネモチは油断したらちゃっかり庭木に成長、植木屋さんに選定を頼む始末。

 

野鳥がウンチに包んだ種の爆弾シード・ボム、風が運んで来るSeedBombs。次はどんな種を落と

してくれるだろうか、ちょっと楽しみ。

    <野鳥の「ウンチ爆弾」の花たち>

    🌸 タツナミソウ 🌸

    🌸 ツルニチニチソウ 🌸

 

    🌸 ホソバヒイラギナンテン 🌸