リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

キンモクセイとフジバカマの香り立つ頃

2022-10-16 11:30:55 | 日記

14日(金)8時40分に起きて、9時20分のコープこうべ宅配便を受け取る。

真っ青に晴れた深い秋空に、吸い込まれそうだ。

ご近所さんからお赤飯2食分いただく。お返しに、ビオラのポット苗を6個を

差し上げる。

 

現行の健康保険証を2024年秋にも廃止し、マイナンバーカードと一体化

した「マイナ保険証」に切り替えるという。あと2年で、紙の健康保険証

は廃止されて、電子化されたマイナ保険証に代わる・・・勘弁してくれ~

あと何年生きるか分からない年寄りに、果たしてデジタル化した時代の先

端を行く健康保険証が必要だろうか。

徹底的なガラケー人間だから、AI人間のアンドロイドやアバターなぞ、ゾ

ンビと同じに思えて気色悪いのと同じように、マイナ保険もそうだ。医療費

の決済も薬剤情報も分かり、買い物の決済もできるというけど、1枚のカード

で丸裸にされる気色悪さ、不気味さ。そんな万能カードは、この先短い年寄り

に使いこなせる筈がない。現在の使い慣れた紙の保険証で十分。普及すればき

っと悪用する奴も出てくるだろう。

 

窓からキンモクセイの香りが入ってくるようになった。花の姿が見えなくても、そこ

はかとなく甘い香りが漂ってくるのは、奥ゆかしい。秋が深まっていく証拠だねえ。

庭のフジバカマの花も満開に近い。こちらもほのかに甘い香りがしている。

昨年はアサギマダラに見事振られたけど、一昨年は優雅な姿を見せてくれて、近づ

いても逃げずフワリフワリと舞ってくれた。暑い夏も欠かさず水を撒いて育てたのだか

ら、今年は来てほしいな。

2年前、飛来したのは10月14日だった。時期的にはそろそろ、だけど。2000キロも

南の島へ飛ぶアサギマダラ、長旅を前にして申し訳ないが、ぜひ我が庭に立ち寄って

ほしい。

 

15日(土)8時50分に起きる、今朝も絵に描いたような秋晴れ、爽快な気分だ。

恩田陸さん「夜のピクニック」(新潮文庫、2005年「本屋大賞」受賞作)読んだ。解説で

池上冬樹さんは「青春小説の名作」と絶賛している。久しぶりに青春小説なる作品に接し、

楽しく読んだ。高校生の青春群像、ストーリーは省くが、このような青春小説に惹かれる

のは、誰しも多感な眩しい時代を過ごしてきたからからだろう。興味のある方はぜひ手に

って、青春時代を振り返っていただきたい。恩田さんは直木賞と本屋大賞ダブル受賞の

「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)や「光の帝国 常野(とこの)物語」(集英社文庫)も、みずみ

ずしい若者たちが登場する。

 

娘の勤めている学校の文化祭なので、夕食は要らないと言って土曜出勤した。例によって一

人夕餉のときは「すじコン」(スジ肉とこんにゃくの煮込み)にする。1時ごろから煮込

み始め、3時過ぎに出来上がり、今夜のメインに。スジ肉は、和牛とオーストラリア肉の

混合だっからか、いつもの美味しい味にはならなかった(下手な調理を棚に上げて、肉の

せいにして^^)。

 

    ほぼ咲き揃ったフジバカマ

   顔を近づけると甘い香り

   一昨年(2020年)10月14日に来てくれたアサギマダラ