10月28日(金)今日はコープ宅配日なので、少し早め?の8時40分に起きる。
よく晴れた朝、寒さも緩み空気も清澄で気持ちがよい。
例によって昼食前に夕餉の買い出し。昼食前に行くのは、食事後だと満腹で食べたい
ものが思い浮かばないから。
今夜の献立はキャベツ&ソーセージの煮込みをメインに、(ブロガーさんの献立に刺
激されて)ヒジキ&油揚げの煮物、げその天ぷら(総菜)、アスパラのソテー。とこ
ろがメインのじゃがいもを買うのを失念、里芋で代行したがイマイチだった。ヒジキ
の煮物に、いただき物で冷凍保存した枝豆を加えたら、グー!
ネットのニュースで、事故現場で死亡した人を悼んで手向けた花やお供え物を、持ち
去る人がいることを知った。確かに死者に手向けた花や物を「盗る」のは、心貧しい
行為で許せない、と思うのは普通だろう。でも亡くなった人の無念に心を重ね、花を
持ち帰り静かに供養する、との想いがあるなら、また違った意味を持ってくるけど。
手向け花はどこへ行くのだろう。テレビ中継で、安倍元首相が凶弾に倒れた奈良の現
場に手向けられたおびただしい数の花を見ながら、思った。一括してゴミとして処分
するのだろうか、と下世話な感想も抱いたものだ。
先日、イギリスのエリザベス女王の国葬では、葬送の沿道に延々と花が供えられてい
るのをテレビ中継で見た。その花は後で女王が眠る宮殿の前庭などの移されて、飾ら
れている場面も紹介しており、素敵だなあと思った。
その後、王立公園管理団体の公式ウエブサイトで「手向けられた花は堆肥化され、王
立公園内の植え込みや造園事業に使用される」と発表したという。女王を深く敬愛す
る市民から手向けられた花が堆肥として土に還すというのは、亡き女王の遺志にかな
っているようにも思えて、感動する。
王立公園管理団体は事前に「花の包装を外した状態でお越し下さい」と呼び掛け、さ
らに「持続可能性の観点から、有機物または堆肥化可能なもののみ置いていただくよ
うお願いします」とも。心憎いね。
29日(土)9時20分に起きる。少し冷たいが、今日もさわやかな秋日和に恵まれそ
うな晴天。
「読書週間」(10月27日~11月9日)が始まっている。強制される読書は感心しな
いが、どんなきっかけでも、読書に親しむのはいいことだ。私が読書に親しむようにな
ったのは、小学生の頃、山川惣治の絵物語「少年ケニヤ」や少年雑誌「冒険王」を夢中
になって読んだことからと記憶している。「少年ケニヤ」は全巻揃えていたが、田舎の
家にはもう残っていない。今では相当な値打ち物のはず、残念。
子どもたちが本好きになってほしいが、読後感想文を強制して「本嫌い」にしないよう
くれぐれも注意しなければ。
今年から「読書の記録」をつけている。読書家のタレント中江有里さんは年間300冊
の本を読んでいるとか。蔵書1万冊で自宅の床が傾いたという芸能界最大の読書家・
児玉清さん(2011年没、享年77)は、もっと読んでいただろう。
年初、密かに「今年は100冊の本を読もう」と誓いを立てた。ほとんど手軽に持ち運
び出来る文庫本だけど、今日(29日)現在87冊、目標の100冊は達成しそうだ。ほ
とんどは時代小説だけど、宇江佐真理をはじめ澤田瞳子、宮部みゆき、西條奈加、あさ
のあつこ、高田郁、恩田陸、原田マハさんなど女性作家が圧倒的に多い。大好きな藤沢
周平をはじめ、佐伯泰英、金子成人、山本一力、葉室麟さんらの時代小説も見逃せない。
欲しい文庫本は、アマゾンから取り寄せているが、古本も安く手に入るから助かる。
*いささか自慢めいた日記になった。井上ひさしさんは「エッセーは
すなわち自慢話である」と書いている。日記もまた…ご寛恕を。
📚 単行本を隅に押しやり、文庫本であふれそうな本棚 📚