リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

「あちらにいる鬼」

2022-10-26 11:35:30 | 日記

10月24日(月)9時に起きる。雨戸を開けると、ひんやり冷たい空気が入ってきた。

そういえば昨夜の天気予報で「明日は寒くなるからご用心」と言っていたっけ。関西は

まだそれほどでもないが、関東は師走並みの寒気が来るかも、と騒いでいる。

昼飯前、北西の風を受けながら買い物。野菜庫に使い残しの白菜や白ネギがあるので、

今夜は「豚肉と白菜のうま煮」をメインにしようと、豚こまれ肉とブナしめじを仕入れ

る。ほかには五目豆(総菜)、小エビの唐揚げ(総菜)。美味しそうなキンメダイの干

物があったので、明日の夕餉メインに、と買って帰る。

夕方から急に不穏な空模様になり、暗く寒くなってきた。湯上りの足が冷えてきた。湯

たんぽの季節も近づいてきたようだ。

 

道路沿いで夏を彩っていたポーチュラカ(すべりひゆ)が、秋が深まるにつれて葉っぱ

ばかりになり見苦しくなったので、3日がかりで整理する。ポーチュラカは元気な夏

で、プランターいっぱいに根を張り巡らしており、引っこ抜くのに一苦労。大型のゴ

袋2杯のゴミが出た。古くなった土は細かいのをふるい分けて、骨粉入り油粕を混ぜ

再生、来年春の草花植えるまで寝かす。

 

25日(火)9時ちょうどに起きる。風が木枯らしのようで、薄曇り。

青空が広がっているが、北風が冷たい。仏さんの花が枯れてきたので、食材の買い物つ

いでに花を買う。フラワーアレンジは季節が分からない花がそろったか、わずかに吾亦

紅(ワレモコウ)で秋の彩を添えた。

今夜のメニューは昨日買っておいたキンメダイの開きをメインにカボチャのそぼろ煮、

マグロのたたきネギ入り(総菜)、鶏皮の串焼き(総菜など)、アスパラガスのバタ

ーとオリーブのソテー。

 

井上荒野(いのうえ・あれの)さんの小説「あちらにいる鬼」(朝日文庫)が映画化さ

れ、話題になっている。荒野さんの父で作家の井上光晴氏と瀬戸内寂聴さんの情事、そ

れを静かに見守る光晴氏の妻(荒野さんの母親)の三人の関係を綴った濃密な小説で話

題となった。荒野さんは直木賞受賞作「切羽(きりは)へ」(新潮文庫)で、繊細で官

能的な大人を描いている、気鋭の女性作家。

小説「あちらにいる鬼」は読んで感動したので、映画では寺島しのぶさん豊川悦治さん

のW主演するそうだから、どんな寂聴さん(作中では寂光)になるのだろう。特に中尊

寺で俗世から離別し得度するシーンは、浜村淳さんの映画評(デイリースポーツ)で感

動的に述べている。観たいとも思うが、今の体調では映画館に足を運ぶには少し勇気

いる。映画公開は11月11日とか。寺島しのぶ、豊川悦治さんは「愛の流刑地」で熱

演、えている人も多いでしょう。

 

   🌸久しぶりにフラワーアレンジをアップ🌸

    ポーチュラカのプランターを整理

   これでスッキリ・・・