6月11日(土)9時30分に起床、雨戸を開けると薄曇りで日差しが弱く、
少し蒸し暑い。天気予報通り、午後から雲が厚くなりポツリポツリと落ちて来
て夜には本降りに。明日はお墓参りの予定しているので、晴れてほしいな。
最近気になること。テレビの情報、料理番組などを観ていて、画面にこれまで
見かけなかったテロップが時々流れる。
今日も珍しい植物のシダを紹介する番組で「このシダは○○さんの庭からとっ
てきました」とか「この苔は許可を得て採取しました」と、いちいち断っている。
そういえば料理番組で、出来上がった料理をゲストが試食する時「衛生管理の下
で調理しています」と、画面下にわざわざテロップで流す。旅番組では観光地の
撮影に「許可を得て撮影しています」と断りを入れることも増えた。
勘ぐって考えてみると、お節介なうるさい視聴者がいて、いちいち「いちゃん
(難癖、言いがかり)」を付けることが増えているのだろうか。
以前は、こんな断りのテロップは、見かけなかったように思う。多少の「非常識」
があっても、見て見ぬふりするか「まあ、ええがな」と許す寛容さがあったのかも
しれない。細かいところまで気を配り、断りを入れなきゃならない社会は、ちょっ
と窮屈な気がする。私のようなアバウトな人間には、特に。
開幕から連敗続きで長期にわたって低迷していた阪神タイガース、ここのところ調子
を上げ、今夜の交流戦のリックス戦で、昨年リーグ優勝のエース山本を攻め、8回2
死から同点に追いつき、延長11回に逆転して連勝。念願のセ・リーグ最下位を脱出。
大山、佐藤の両巨砲が好調なのがが嬉しいね。メ・デ・タ・イ。
なお在版球団同士の対決を「関西ダービー」という。誰が付けたのか、上手いネーミ
ングだ。
*朝9時45分の血圧136/77
12日(日)9時5分に起きる。梅雨直前の奇跡的とも思える晴天。今日は娘たちとお
墓参り。11時半ごろ、カナに留守番頼んで長女の運転で出かける。40分の車中、伊
丹市、川西市に入って行くと沿道は緑が濃くなる一方て、まさに「山滴る」の眩しい夏
の景色に、目を細める。
毎月参って掃除をしているので、お墓の周りには雑草もほとんどない。なじみの花屋で
勝った花を供え、一家の無事を報告する。
お墓参りの帰りにシャカランダを楽しんだというブロガーさん。私も娘から市内にシャ
カランダが咲いているところがあると聞いたので、お墓参りの帰りに回り道して見に行
く。民家の庭先で、1本の木のてっぺん付近で咲いていた。ジャカランダは主に南米の
花。9年前の南米イグアスの滝ツアーの帰り、アルゼンチンのブエノスアイレス市内観
光で満開のジャカランダ街路樹を見た時を思い出す。
あるブロガーさんが「お墓じまい」のことを書いておられる。お墓のことで、子どもた
ちに迷惑かけたくないと・・・。我が家のお墓はカミさんが亡くなった時に、それなり
の費用をかけて新しく作ったので、墓碑銘はカミさん一人だけ。私もやがてこの中に入
るつもりだけど、子ども(3人)に面倒(墓守)をかけていいのだろうか、と思わない
こともない。3人のうち、長女と長男は独立しているが、次女は生涯独身のつもりらし
い。となると墓守は次女がすることになるが、今のお墓は先祖代々にすることが出来な
いのではないか。
私の死後どうするのだろう。「墓じまい」も選択肢に入ってくるだろうが、子どもたち
に任せることにしよう。お墓がなくなっても、私たち両親の供養をしてくれるのなら、
家の仏壇で十分。あるいは永代供養にしてもらってもよい。孫の代まで供養を強制しな
くてもいいかな、とも思うのだが・・・
おふたりの日記に触発されて、私も「シャカランダ&お墓じまい」考を。
*朝9時20分の血圧139/69
お墓参りの帰途、民家の庭先のシャカランダの花拝見(尼崎市内で)
シャカランダの木