リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

17文字の深い世界

2022-06-17 11:10:56 | 日記

6月15日(水)9時20分に起きる。曇り空で風が少し冷たい。梅雨だから

仕方がないが、今日もぐずついた一日になるのだろうか。お天気が良いうちに、

と昼前に夕餉の材料買い出しに出かける。メインはスペアリブと大根の煮物に

するか・・・

伝統的な日本食の蕎麦にも外国産のそば粉を使っているのを、テレビのニュー

スで知った。多い順にロシア産、中国産、アメリカ産とか、特にロシアと中国

産で輸入の大半を占めているとか。蕎麦こそは純国産の粉で作っているものと

思っていたが、ちょっとショックだ。

蕎麦は大好きで、ランチ外食の時ほとんどざる蕎麦を食べる。私は外国産の食

品には、あまり信用していないので、なるべく買わないようにしている。少し

高くても国産の農産物を最優先に買う。

特に中国産の食品はほとんど買わない、悪いけど。この国の政府も市民も、衛

生管理がどうしても信じられないから(個人の感想です)。

 

因みにざる蕎麦と盛り蕎麦の違いは・・・蕎麦の上に刻み海苔を乗っけている

のを「盛り蕎麦」というらしい。(知らぬは私だけか)

時代小説によく登場する二八(ニハチ)そば(ニハ=うどん粉2分、そば粉8分

の割合で作ったそば、1杯16文を2×8=16としゃれてついた二八とも)、

り、ざる、 蕎麦がきなど蕎麦文化も古く深い。

   *朝9時45分の血圧145/78

 

16日(木) 9時に目が覚め起きる。梅雨期らしいはっきりしない曇り空だ。

空気も昨日に比べて生暖かい感じ。

 

購読している新聞コラムに、梅雨入りに関連して

   子の喧嘩聞こえぬふりや梅雨の宿    中村汀女

という俳句を紹介している。

「叱らずに聞こえぬふりをしてみよう。耳を澄ませば外は雨。しばらく我慢を

雨音が包んでくれる」と俳句の意味を解説している。

なるほどなあ、わずか17文字の中に込められた深い意味、俳句ってとても

奥が深いのだ、と感動する。

俳句をたしなむブロガーさんがいるが、17文字の世界で自由に言葉を紡い

でおられることに、と改めて羨ましく思う。

小説が好きで主に時代物を中心に今年だけでも50冊近く読んでいて、それ

なりに作品の醸し出す文字の世界に浸っているつもりだけど、俳句や短歌、

詩など限られた字数の中に描く意味は、なかなか理解できない。

 

アジサイやアガパンサスなど梅雨の花に混じって、フジバカマもすくすく伸び

ている。昨年はたくさん花を付けたけど、ついに優美な旅のチョウ・アサギマ

ダラは来てくれなかった。だんだん歳を重ねて、もうこんなにたくさんのフジバ

カマ(プランター13個)を育てるのはしんどくなった。そろそろ終わりにしたい。

今年こそ、と期待しているが、この秋来てくれなかったら、もうフジバカマは止

めようかしらん。

   *朝9時15分の血圧147/67

 

    🌻夏の花ペチュニアの横ですくすく育つフジバカマ🌻