ステップ14およびステップ15では左右フェンダー上での組み立てを進めます。車外装備品の殆どをここで取り付けますが、私の製作においては全て塗装後に取り付けます。ガルパン仕様への追加工作も幾つか加わります。
ステップ14で車体各所に取り付ける吊り下げ用フックはA31で7個ありますが、上図のガイドでは車体前方の2個がA30になっています。これは誤記でA31が正しいです。
ステップ14で取り付けるパーツ群です。
車外装備品の多くはガイド図ではエッチングパーツを取り付けるほうのパーツの番号にて取り付け指示が入りますが、私の製作ではプラパーツのほうを選択しましたので、ガイド図の番号とは異なります。パールB49とクランクロッドB48は指示通りに使いますが、S字シャックルのJ4はJ15に、ワイヤーカッターのJ9はJ20に、それぞれ交換しました。上図左上に写っているS字シャックルとワイヤーカッターは交換後のパーツです。
さらに雑具箱のA8とA13の組み合わせ後に、金具のモールドをガルパン仕様に改造します。上図はパーツの状態ですが、劇中車のそれとは形状が異なります。
劇中車においては金具が蓋の上にも伸びています。さらに箱の後端部のフェンダーへの固定状況がキットのエッチングパーツ使用での取り付けとは異なります。これに合わせます。
金具をプラ板で改造して合わせました。
フェンダーへの取り付け状態も、後端部を劇中車に合わせてプラ棒で固定しました。
ステップ15に進みました。大半が車外装備品ですので、塗装後に取り付ける予定です。スコップのJ3はJ15に交換しましたが、長パールのJ2は取り付けの制約があるのでそのまま使用しました。またアンテナケースA5、アンテナ本体A27も、塗装後に取り付けるほうが、長パールJ2との組み付け関係が楽になりますので、仮組みとしました。
全て組み立てて仮組みしました。ジャッキの固定枠はプラパーツのJ54を選択して組み付けています。隣の消火器は指示のJ17ではなく劇中車の消火器に近いJ16を使用しました。アンテナケースA5も仮組みとしました。
続いてのガルパン仕様への改造は、上図のノテックライトの基部にて行います。ガイド指示ではエッチングパーツのMA35およびMA36を使いますが、これらは劇中車の基部とは形状が違います。
劇中車のノテックライトの基部は、御覧のようにフェンダーステーをまたぐ形の台形状となっています。
そこで、プラ板で上図のように台形状の基部を再現しました。なお、この辺りのパーツの取り付け位置はガイド図では分かりにくいところがあり、例えば警笛関係のA33、J33、J34とJ35などは公式設定図でも状況がいまいち掴めません。実車の写真などをネットで探して参考にしました。
台形状の基部の上に付けるノテックライトのパーツJ28、J29は指示通りに組み立てて仕上げました。MA11は見えない位置にあるので省きました。これでステップ15の工程は、ジャッキ台のA2のガルパン仕様への改造を残すのみとなりました。 (続く)