一言付け加えるなら”マニュアル”という言葉がどうも引っかかる。発展問題へと興味をそそるようなタイトルの方がよかったかも。
一言付け加えるなら”マニュアル”という言葉がどうも引っかかる。発展問題へと興味をそそるようなタイトルの方がよかったかも。
わさび沢 隠れ径 小夜時雨 寒天橋
これは名曲『天城越え』の歌詞の一部です。いま、伊豆の渓流調査を行っていますが、このような情景は失われつつあるような気がします。
それこそ、隠れ径をさかのぼっていると、明かにかつて”わさび沢”だったと思しきところが放棄され、杉た竹やぶになっています。それどころワサビ沢を取り囲んでいた石垣が崩壊して土石流堆積物と混然一体とたっている箇所さえあります。
「自然との共生」という言葉が出る以前の方が、自然と共生しており、無意識のうちに防災にも貢献する知恵があったのでしょう。妙なコンクリート構造物よりはるかに効果的です。
今日私のブログに誠実なコメントを寄せて下さった方がいました。一人親方さんです。
日常の生き甲斐 http://blog.zaq.ne.jp/ahahaa/
もうすぐ地質調査技士の試験。もっと早く知り合いたかったです。
なぜって、現場が最高の教科書ですから。kon25さんもそうですが、このような地質の現場のありのままを伝えるブログは数少ないですから。とても真面目な方のブログなので、これからも勉強させて頂きたいと思います。
東北大学の地理学教室が、旧日本陸軍が軍事目的で極秘に作成したアジア太平洋諸国のの地形図約6000枚をインターネットで公開するそうです。地形図や空中写真の公開されている日本では、過去の地形から地形や土地利用の履歴を調べ、環境調査や災害地形の調査を行うことは日常的ですが、他の国ではなかなかそうも行きません。
東南アジアは世界史を変動させるほどの火山噴火や地震、洪水災害も多発する地域です、その恩恵として豊富な果物や豊かな生態系もあるわけですが、これからいろんなことが明らかになると思います。
http://dbs.library.tohoku.ac.jp/gaihozu/