最近久しぶりに「空中写真を見ただけで地すべりの存在がわかるのか」という質問を受けました。
空中写真判読は、地表地質踏査と並んで地域の自然条件、土地の成り立ちを明らかにするために、最もベーシックで重要な技術であり、その割にはインセンティブの低い技術です。最近ではレーザー計測技術や空中電磁波技術などの発達により、膨大なデータをすばやく解析できるようになりましたが、結局空中写真判読と地表・地質踏査で得られた結論・仮説を超えることは殆どありません。
技術者の経験値というものは”値”という文字こそついてはいますが定量化できないものです。数百~数千万円かけて、定性的考察の域を超えない解析機器に投資するよりは、人を育てる方が、安くて正確です。
空中写真判読は、地表地質踏査と並んで地域の自然条件、土地の成り立ちを明らかにするために、最もベーシックで重要な技術であり、その割にはインセンティブの低い技術です。最近ではレーザー計測技術や空中電磁波技術などの発達により、膨大なデータをすばやく解析できるようになりましたが、結局空中写真判読と地表・地質踏査で得られた結論・仮説を超えることは殆どありません。
技術者の経験値というものは”値”という文字こそついてはいますが定量化できないものです。数百~数千万円かけて、定性的考察の域を超えない解析機器に投資するよりは、人を育てる方が、安くて正確です。