防災ブログ Let's Design with Nature

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八ッ場ダムの戦い

2009年09月13日 | 維持管理の時代
TBS系列で放送される「噂の!東京マガジン」は、今日は八ッ場ダムの特集でした。止まらない無駄な公共事業の象徴として、あえてこのままの状態で放置しておけと極論をいう議員もいたとか。以下、アマゾンのレビューを転載します。

昭和27年初夏、なんの予告もなく突如やってきた建設省の1人の高官が、八ッ場ダムの建設計画を発表し、村全体が水没すると宣言する。一度は立ち消えになりながら、13年後の昭和40年に再び建設の話が持ち上がる。それからはいったん決定されたら止まらないダム行政との長く苦しい戦いである。

上級役人は民間人のいうことには耳を貸す気風はなかった。住民と官庁が同じテーブルに着くことはあっても、それは形式だけで、いつも前もって役所側がその考えや方針を決めてきて、会議はそれを押しつけるのが目的だった。

県庁の役人の人事は順送りでどんどん馬鹿が出てくると。旧態依然たる行政の枠内で国政が県政に下降し、役人に出来ることは、たかだか無難な順送りしかない。彼らは卑小な自分のメンツにこだわって、役人根性を丸出しにして、住民が自ら立ち上がって作った解決策をつぶす。