防災ブログ Let's Design with Nature

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空振りのない広報や対応

2009年06月15日 | 防災・環境のコンセプト

応用地質学会誌最新号に、『応用地質 次の50年に向けて- 地盤と防災 - 』のパネルディスカッションの記事が記載されていました。メンバーや議論の内容からして、ここ10年程度あまりかわっとらんなあという印象です。例えば、

Q:ハザードマップなどの作成にあたっては、どうしても曖昧な部分が生じてくることがあると思われますが?

A:市民に対して空振りのない広報や対応をするということは、非常に重要な課題であるが、行政側の対応としては学問的に未解明なことがあっても、市民を守るために危機管理を実施すべき立場であることを自覚し、現状においてできるだけのことを実施していく姿勢が必要である。

 曖昧だから自然なので、そこをマニュアル的にコントロールできないんですよという啓発をすべきではないでしょうか。