応用地質学会誌最新号に、『応用地質 次の50年に向けて- 地盤と防災 - 』のパネルディスカッションの記事が記載されていました。メンバーや議論の内容からして、ここ10年程度あまりかわっとらんなあという印象です。例えば、
Q:ハザードマップなどの作成にあたっては、どうしても曖昧な部分が生じてくることがあると思われますが?
A:市民に対して空振りのない広報や対応をするということは、非常に重要な課題であるが、行政側の対応としては学問的に未解明なことがあっても、市民を守るために危機管理を実施すべき立場であることを自覚し、現状においてできるだけのことを実施していく姿勢が必要である。
曖昧だから自然なので、そこをマニュアル的にコントロールできないんですよという啓発をすべきではないでしょうか。