防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

ハチの時間 地すべりの時間

2008年08月08日 | 資格に関すること

地すべり調査の途中、ハチの刺されてしまいました。3発、激痛でした。蝶のように舞い、ハチのように刺すとはよくいったもので、不意に急襲されるから効きますね。お~痛かった。ハチにしてみれば、こちとら忙しいのにのこのこきやがって ってな感じでしょう。

私が調査しにいった地すべりは、山が自分の重さに負けてずり落ちてしまい、斜面の上の方にくぼみ(しわ)があるというので、くまなく見てくるという調査でした。

国土交通省の地すべり防止技術指針(2008年1月)によると、地盤伸縮計が一日に10㎜(1cm)の変位で警戒、一時間に2㎜の変位が2時間あるいは、一時間に4㎜~10㎜続いたら避難(道路だったら通行止め)、貯水池だったら一日に1~4㎜で注意、または湛水中止

もちろん肉眼では見えません。

kon25さんのブログによると、

井戸は、なんと地すべりにより変形しております・・・
実際かなり怖いです!なにせ2.7㎜の鉄板と
125㎜H型鋼がグンニャリと曲がってますから
僕たち人間は、自然の恩恵を受けつつ生活してますが
時には、地震や水害などの自然災害の被害も受けます。
人間の英知で、立ち向かわなければならないのですが
勝てそうにありませんので、共存共栄しなくちゃ!
http://ten-shock.jugem.jp/?cid=6

これほどの地すべりってどんな間隔で動いているのでしょう。
試験に出そうです。

共存共栄のためには、まずは、この時間間隔を理解する必要がありそうです。


北京オリンピック

2008年08月08日 | Design with Nature
北京オリンピックが始まりました。
すでに多くの方が感想を述べているように、人海・物量にものをいわせた式典でしたね。
最大のアピールポイントは、中国で発明されたといわれる"紙”で、クライマックスの聖火点灯では壮大な絵巻物がスタジアムの傘下に描き出されました。

イアン・マクハーグ氏の著作「Design with Nature」は、基本的には西洋的な、幾何学的、整然としたなかに、自然の曲線美を調和させようという考えと思いますが、北京オリンピックの開会式を見ていると、アジアの「Design with Nature」は、全て曲線美の中にあると感じました。

星図・星座があるのは、前回オリンピックの開催されたギリシャと今回オリンピックの行われる中国です。天地人の「Design with Nature」の祭典が始まります。