防災ブログ Let's Design with Nature

北風より太陽 ソフトなブログを目指します。

ほぼ日刊イトイ新聞

2008年08月06日 | 防災・環境のコンセプト

妻がコピーライターの糸井重里氏の講演会にいってきました。そこで、ほぼ日刊イトイ新聞というwebサイトがあるということを知りました。

ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/index.html

かなり細長い画面に散文的に文章が並べられていますが、内容はすごく含蓄のある深い話が多いのです。いろんな分野のトップランナーの方のインタビューが多くあります。そのなかから、川勝平太先生の記事を紹介してみたいと思います。

川勝平太先生は、現在静岡文化芸術大学の学長の要職にあり、較経済史、英国議会史料の分析、西太平洋津々浦々連合の可能性を研究されています(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
新しい歴史教科書をつくる会賛同者・「美しい国づくり」プロジェクト・企画会議委員でもおられます。

さて、この美しい国についてですが、

--------------------------------------------------------------------------
美しい」と感ずる心は、誰もが持っています。
その意味で「美しい」というのは普遍的でもあります。

「美しさ」を定義する必要はないでしょう。
定義すれば、美は逃げていきます。
美しいことが大事であり、
美しいたたずまいの国にすることが
大事だということを、
どこかで心得てさえいればよいのです。

「美しいとは何か」
これは言葉にする必要がないんですね、
感動を与えるものですから。
言葉を超えています。
--------------------------------------------------------------------------

日本は「森と岩清水の文化」という繊細な優美な構造を持っています。
今のCO2に単純化した環境論は、この美しさを否定しているような気がしてなりません。