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人名 辺見 庸
よみがな

へんみ よう

プロフィール 1944年生まれ。早稲田大学卒。91年、『自動起床装置』(文藝春秋)で芥川賞を受賞。 94年、『もの食う人びと』(共同通信社)で講談社ノンフィクション賞を受賞 
作品

ナイト・トレイン異境行
文藝春秋、1991年11月
ハノイ挽歌
(改題、文春文庫、1995年10月)
赤い橋の下のぬるい水
文藝春秋、1992年7月
赤い橋の下のぬるい水
(文春文庫、1996年9月)
傷んだハートにこんなスチュウを
世界文化社、1992年8月
自動起床装置
文藝春秋、1991年8月
自動起床装置
(文春文庫、1994年9月)
自動起床装置
(新風舎文庫 、2005年2月)
もの食う人びと
共同通信社、1994年5月
もの食う人びと
(角川文庫、1997年6月)
反逆する風景
講談社、1995年4月
反逆する風景
(講談社文庫、1997年11月)
ゆで卵
角川書店、1995年12月
ゆで卵
(角川文庫、1998年10月)
屈せざる者たち
朝日新聞社、1996年4月
屈せざる者たち
(角川文庫、2000年3月)
不安の世紀から
角川書店、1997年2月
不安の世紀から
(角川文庫、1998年2月)
眼の探索
朝日新聞社、1998年12月
眼の探索
(角川文庫、2001年3月)
新・屈せざる者たち
朝日新聞社、1998年4月
新・屈せざる者たち
(角川文庫、 2000年7月)
独航記
角川書店、1999年11月
 ■独航記
(増補、角川文庫、2004年1月)
単独発言―99年の反動からアフガン報復戦争まで (文芸シリーズ)
角川書店、2001年12月
単独発言―私はブッシュの敵である
(増補、角川文庫、2003年4月)
永遠の不服従のために
毎日新聞社、2002年10月
永遠の不服従のために
(講談社文庫、2005年5月)


他の作品リスト(WHO’S WHO-2)を見る

HP

備考
更新日 09/07/17

  




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人名 辺見 庸
作品

いま、抗暴のときに
毎日新聞社、2003年5月
いま、抗暴のときに
(講談社文庫、2005年8月)
抵抗論―国家からの自由へ
毎日新聞社、2004年3月
抵抗論―国家からの自由へ
(講談社文庫、2005年11月)
闇に学ぶ―辺見庸掌編小説集 黒版
角川書店、2004年9月
銀糸の記憶―辺見庸掌編小説集 白版
角川書店、2004年9月
自分自身への審問
毎日新聞社、2006年3月
自分自身への審問
(角川書店、2009年6月)
いまここに在ることの恥
毎日新聞社、2006年7月
辺見コレクション1 記憶と沈黙 (辺見庸コレクション 1)
毎日新聞社、2007年3月
たんば色の覚書 私たちの日常
毎日新聞社、2007年10月
辺見庸コレクション2 言葉と死 (辺見庸コレクション 2) 毎日新聞社、2007年11月
愛と痛み 死刑をめぐって
毎日新聞社、2008年11月
しのびよる破局―生体の悲鳴が聞こえるか
大月書店、2009年3月
私とマリオ・ジャコメッリ―「生」と「死」のあわいを見つめて
日本放送出版協会、2009年5月
辺見庸コレクション3 美と破局 (辺見庸コレクション 3)
毎日新聞社、2009年6月


共著、(  )内は共著者
もの食う人びと―コミック版
(画・石坂啓)、集英社、1997年5月
夜と女と毛沢東
(吉本隆明)、文藝春秋、1997年6月
夜と女と毛沢東
(文春文庫、2000年7月)
夜と女と毛沢東
(光文社文庫、2006年3月)
私たちはどのような時代に生きているのか
(高橋哲哉)、角川書店、2000年2月
反定義―新たな想像力へ
(坂本龍一)、朝日新聞社、2002年3月
反定義―新たな想像力へ
(朝日文庫、2005年4月)
新私たちはどのような時代に生きているのか―1999から2003へ
(高橋哲哉)、岩波書店、2002年10月
 

他の作品リスト(WHO'S WHO-1)を見る

更新日 09/07/17




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原武史のノンフィクション100選:翻訳書
※コメントは選者ご本人によるものです

明治天皇〈1〉 (新潮文庫)
明治天皇〈2〉 (新潮文庫)
明治天皇〈3〉 (新潮文庫)
明治天皇〈4〉 (新潮文庫)
ドナルド・キーン/角地幸男訳
新潮文庫/2007年
和歌の解析を通して明治天皇の生涯を描こうとする手法が斬新だ

ニッポン日記 (ちくま学芸文庫)
マーク・ゲイン/井本威夫訳
ちくま学芸文庫/1998年
占領期に米国のジャーナリストが見た東京や地方の実態が細かく記録されている

もうひとつの日露戦争 新発見・バルチック艦隊提督の手紙から (朝日選書)
コンスタンチン・サルキソフ/鈴木康雄訳
朝日選書/2009年
日本海海戦をロシア側から見るとこうなる

アドルフ・ヒトラー〈1〉ある精神の形成 (集英社文庫)
アドルフ・ヒトラー〈2〉仮面の戦争 (集英社文庫)
アドルフ・ヒトラー〈3〉第二次世界大戦 (集英社文庫)
アドルフ・ヒトラー〈4〉奈落の底へ (集英社文庫)
ジョン・トーランド/永井淳訳
集英社文庫/1990年
ヒトラーと鉄道の密接な関わりを考える上で欠かせない

天皇の逝く国で
ノーマ・フィールド/大島かおり訳
みすず書房/1994年
昭和から平成にかけて全国を覆った「天皇制の全体主義」に抗する三人の足跡を丹念に追う筆致にひかれた

毛沢東の私生活〈上〉 (文春文庫)
毛沢東の私生活〈下〉 (文春文庫)
李志綏/新庄哲夫訳
文春文庫/1996年
毛沢東が乗る列車にダイヤは存在しない。戦前の御召列車との違いがよくわかった


この項、了


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7月16日 神奈川大会 2回戦 横浜スタジアム
横浜創学館15-5光陵
 
レポート 小関順二

 真夏の日中、横浜スタジアムで行われる高校野球は、日本で一番暑いと思う。
「プレーが熱い」の熱いではなく、強烈な日射に肉体が疲弊する「暑さ」である。人工芝の照り返しが暑い、観客が多くて暑い、座席が暑い、そして屋根が1カ所もなくて暑い。
 この日は観客こそ多くなかったが、暑かった。この球場に来ると、「ああ、これから夏が始まるんだな」と否応なく思わされる。

 さて、この試合で注目したのは横浜創学館の野手2人、2年生で3番を打つ谷恭兵(右翼手・右投左打)と4番・圓垣内(えんがいち)学(一塁手・右投左打)だ。

 谷はグリップを肩のあたりに置き、バットは最後まで立て、目線を下向きにした形が前田智徳(広島)によく似ている。
 2カ月前の横浜戦では、打つ直前にヘッドが倒れる形が小笠原道大(巨人)に似ているとノートに書いた。いずれにしても、技術力の高い一流のプロ野球選手に「形だけでも似ている」と言われるのは、悪いことではない。

 5月の横浜戦はヒットがなく犠牲フライ2つで2打点という記録が残っているが、この日は6打数3安打4打点と勝利の牽引車になった。
 相手が違うと言われればそれまでだが、いい形で打って結果がよければ、相手がどうであろうと評価しないわけにはいかない。
 5回裏には1死二塁で仙波真太郎が打った右前打を捕るやいなや、三進を狙う一塁走者を低い球筋のワンバウンド送球で補殺を記録、強肩ぶりを遺憾なく発揮している。
 来年は石川賢太郎(桐光学園・三塁手)、新井健吾(横浜・一塁手)などとともにドラフト戦線を牽引する選手になっているだろう。

 圓垣内は5月の横浜戦でライトに3ランホームランを打ち、強打の印象を強く残している。そしてこの日は2回に2ランホームランを左中間スタンドにぶち込み、広角に打てる懐の深さを証明した。
 ちなみに、この日のホームランは高校通算54本目である。

 谷を「前田」にたとえたが、圓垣内をプロの選手にたとえると掛布雅之(元阪神)の名前が出てくる。両脇を絞めて体から少し離してバットを構える形や柔らかいリスト、さらに176センチの上背でホームランを量産する姿がよく似ている。
 7回にはライトからレフトに吹く風に乗せてレフト越えの二塁打を放ち、決定的な追加点を奪っている。

 2人に共通する不満は脚力である。今日の試合で谷は7、8回に右前打を放っているが、このときの一塁到達タイムが5・25、5・48秒という遅さだった。
 圓垣内は左二塁打を最初ファールだと思ったのか、二塁到達は13・50秒という記録的な遅さだった。大きくリードしても油断しない、そういうプレースタイルをこれからは身につけてもらいたい。

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