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保阪正康のノンフィクション100選:翻訳書
※コメントは選者ご本人によるものです

医の倫理 (文庫クセジュ (738))
クレール・アンブロセリ/中川米造訳
白水社文庫クセジュ/1993年
医の倫理は時代の枠組みの中でどう動いたかを見つめる

ウィガン波止場への道 (ちくま学芸文庫)
ジョージ・オーウェル/土屋宏之、上野勇訳
ちくま学芸文庫/1996年
労働者の生活に入り、作家が社会主義者として目ざめる点に興味がある

カール・マルクス―その生涯と思想の形成
E・H・カー/石上良平訳
未來社/1998年
マルクスの存在を、立場を異にする目で書いている

死よ驕るなかれ (1950年) (岩波新書〈第40〉)
ジョン・ガンサー/中野好夫、 矢川徳光訳
岩波新書/1950年
息子の死を通して、死をみつめたジャーナリストの心情がでている

キッシンジャー激動の時代 1
キッシンジャー激動の時代〈2〉火を噴く中東 (1982年)
キッシンジャー激動の時代 3(全3巻)
H・A・キッシンジャー/読売新聞・調査研究本部訳
小学館/1982年
自らの回顧録を残すのが義務との考えで書かれている。20世紀が浮かびあがる

ちょっとピンぼけ
ロバート・キャパ/川添浩史、井上清一訳
文春文庫/1979年
ある写真家が自らを語っていく。そこに20世紀の写真の歴史がある

■『戦争論』(上中下)
カール・フォン・クラウゼヴィッツ/篠田英雄訳
岩波文庫/1968年
戦争論を展開するときは、今なおこの書が下敷きになる

歴史的決断〈上〉 (ちくま学芸文庫)
歴史的決断〈下〉 (ちくま学芸文庫)(上下)
K・R・グリーンフィールド編/中野五郎訳
ちくま学芸文庫/2004年
アメリカの軍事評論家たちが第二次大戦のそれぞれの局面の決断を分析

■『イワン・デニーソヴィチの一日』
アレクサンドル・ソルジェニーツィン/木村浩訳
新潮文庫/2005年
強制収容所での一日の生活を通して政治と人間の闘いを見る

吉田茂とその時代 (上巻) (中公文庫)
吉田茂とその時代〈下〉 (中公文庫)(上下)
ジョン・ダワー/大窪愿二訳
中公文庫/1991年
吉田茂の生と死まで、その全体像を歴史の中に位置づける

天才の通信簿 (講談社文庫)
ゲルハルト・プラウゼ/丸山匠、加藤慶二訳
講談社文庫/1984年
各界の歴史上の人物はどのような学業成績だったのか。その成長を考える

東京裁判―もう一つのニュルンベルク
アーノルド・C・ブラックマン/日暮吉延訳
時事通信社/1991年
UP記者だった著者が30年をかけてまとめた書

コン・ティキ号探検記 (ちくま文庫)
トール・ヘイエルダール/水口志計夫訳
ちくま文庫/1996年
いかだで海をわたることで真の冒険の意味をわからせる

保守主義的思考 (ちくま学芸文庫)
カール・マンハイム/森博訳
ちくま学芸文庫/1997年
保守思想の系譜を辿りながら、それぞれの時代の保守を考える

■『千の太陽よりも明るく 原爆を造った科学者たち』
ロベルト・ユンク/菊盛英夫訳
平凡社ライブラリー/2000年
原爆をつくった科学者たちのその心理のなかにひそむものは何か

ユング自伝―思い出・夢・思想 (1)
ユング自伝―思い出・夢・思想 (2)(全2巻)
C・G・ユング/河合隼雄、藤縄昭、出井淑子訳
みすず書房/1972年
自らの精神遍歴を通して、精神医学の変容を語っている

中国の冬―私が生きた文革の日々
梁恒、ジュディス・シャピロ/田畑光永訳
サイマル出版会/1984年
文革の日々のなかで中国人の生活はどのようなものだったかが理解できる

翼よ、あれがパリの灯だ
C・A・リンドバーグ/佐藤亮一訳
恒文社/1991年
大西洋横断のこの主人公は歴史にふり回されるが、それを前提に読むとわかるところも多い

文明化した人間の八つの大罪
コンラート・ローレンツ/日高敏隆、大羽更明訳
新思索社/1995年
文明化することによって人間は破滅の道への業を背負っていく

死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)
E・キューブラー・ロス/鈴木晶訳
中公文庫/2001年
死を迎えたときの人間の記憶はどのようによみがえるかをさぐる


この項、了


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人名 渡瀬夏彦
よみがな

わたせ なつひこ

プロフィール

1959年生まれ。大学中退後に雑誌記者となり、89年にフリー・ライターとして独立。 92年、『銀の夢 オグリキャップに賭けた人々』(講談社)で、講談社ノンフィクション賞とJRA馬事文化賞をダブル受賞。 

作品

銀の夢―オグリキャップに賭けた人々
講談社、1992年5月
銀の夢―オグリキャップに賭けた人々
(講談社文庫、1996年5月)
修羅の華―辰吉丈一郎がゆく
講談社、1996年2月

共著、編著、(  )内は共著者

誰が日本を支配するのか!? 沖縄と国家統合
(佐藤優、魚住昭) マガジンハウス、2010年8月

 

HP

http://watanatsu.ti-da.net/

備考
更新日

10/08/13

 




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