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 最近、学生にからかわれることが多くなりました。「先生はいつからノンフィクション作家になったんですか?」と 。うーむ。東大生は素直ではないですね。「現代プレミアブログ」を見て、先生の近況報告を拝見しましたと言えばよいものを、と思います。今度、ブログの管理者に直訴して、「ノンフィクション作家近況通信」ではなく、「ノンフィクション作家等近況通信」のように、「等」を入れて貰うことにしましょう。
 さて、来たる7月22日、拙著『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』が朝日出版社から刊行されます。読点は入っている、カギ括弧は入っているで、なにやら、ただならぬ雰囲気ですが。まあ、文学部のただの先生が書くのですから、ただならぬ題名でちょうどよいのではあるまいかと。
 帯の惹句は「普通のよき日本人が、世界最高の頭脳たちが、「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか?高校生に語る-日本近現代史の最前線」となりました。近代の戦争の話は、実質的に中高年の読者を対象として書かれることが多いですが、今回対象としたのは中高生です。「はじめに」のところに、なぜ、今、中高生なのか、その理由を書いておきましたので、お目にとまりましたら、是非ともこの「はじめに」の部分、そして、リンカーンからウィルソン、レーニンからローズヴェルトまで多彩な顔ぶれが一気に登場する序章など、お読みいただけましたら幸いです。私立栄光学園の生徒さんを相手に講義をしたものです。

加藤陽子
(2009年7月19日記)

前回・7月5日の通信はこちら


Profile
かとう ようこ
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。2009年より東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本近現代史。『
戦争の日本近現代史』(講談社現代新書)、『シリーズ日本近現代史(5) 満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)など著書多数

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