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現代ビジネスOPEN!! どりこの探偵局


人名 高沢 皓司
よみがな

たかざわ こうじ

プロフィール

1947年生れ。全共闘運動を経験したのち記者、編集者を経てフリージャーナリストに。
専攻は戦後日本の社会運動と学生運動。90年以降、北朝鮮訪問を重ね、亡命者たちへの取材を続ける。
99年、『宿命』(新潮社)で講談社ノンフィクション賞受賞

作品

沖縄・旅の時間―南風吹く島へ
凱風社・シバシン選書、1981年5月
新左翼二十年史―叛乱の軌跡
新泉社、1981年8月
兵士たちの闇
マルジュ社、1982年6月
フレームアップ―土田・日石・ピース缶事件の真相
新泉社、1983年3月
全共闘グラフィティ
新泉社、1984年3月
全共闘グラフィティ 増補
(増補、1990年4月)
生きいそぎの青春
講談社、1984年4月
資料連合赤軍問題〈1〉銃撃戦と粛清
新泉社、1984年6月
マスコミ職業now―マスコミ世界の全ガイド
凱風社、1985年1月
島成郎文書総目録―総合仮目録(第1稿)
Takazawa office、1985年7月
■『沖縄・琉球弧への旅(シリーズ旅の本)』
社会評論社、1987年11月
カンボジア、いま―クメール・ルージュと内戦の大地
新泉社、1993年6月
■『ハワイ大学所蔵日本新左翼運動資料―「高沢文庫」概要目録稿』
1993年8月
東京・北京・平壌(Donjing,Beijing,Pyomyang)
新泉社、1994年6月
写真報告・素顔の北朝鮮
現代書館、1994年8月
女たちのピョンヤン―「よど号」グループの妻たち
三一新書、1995年1月
祖国と民族を語る―田宮高麿ロングインタビュー
批評社、1996年2月
さらば「よど号」!―25年の軌跡
批評社、1996年7月
歴史としての新左翼
新泉社、1996年9月
宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作
新潮社、1998年8月
宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作
(新潮文庫、2000年8月)

共著、編著、( )内は共編著、監修者など。
新左翼理論全史
(蔵田計成)、新泉社、1984年6月
出版社now―出版社の全プロフィール
(内野祐)、 凱風社、1985年1月
封建社会主義と現代―塩見孝也獄中論文集
(著・塩見孝也、編・塩見孝也救援会)、新泉社、1988年7月
■『ブント「共産主義者同盟」の思想6―北海道地方委員会篇 灰とダイヤモンド/榊原勝昭責任編集』
(監修・島成郎)、批評社、1990年3月
■ 『ブント「共産主義者同盟」の思想3―労働戦線・教育労働者/古賀康正、常木守責任編集』
(監修・島成郎)、批評社、1990年10月
いま語っておくべきこと―対談 革命的左翼運動の総括 現代資本主義論と社会主義論
(著・川島豪、塩見 孝也)、新泉社、1990年12月
「共産主義」 (ブント「共産主義者同盟」の思想)
(監修・島成郎)、批評社、1992年1月
プロレタリア通信・書記局通達 (ブント「共産主義者同盟」の思想)
(監修・島成郎)、批評社、1992年9月
マルクス・レーニン主義 (『ブント(共産主義者同盟)の思想』)
(監修:島成郎)、批評社、1994年4月
朝鮮民主主義人民共和国―「よど号」グループの朝鮮レポート
(山中幸男)、三一新書、1994年9月
慟哭の民―1994年夏・ピョンヤン
(小川淳)、現代書館、1994年9月
『ブント(共産主義者同盟)の思想』〈2〉
(監修:島成郎)、批評社、1996年4月
戦後史の証言・ブント (ブントの思想)
(監修・島成郎)、批評社、1999年6月
ブント「共産主義者同盟」の思想〈7〉戦旗
(監修・島成郎)、批評社、1999年6月

HP

備考
更新日 09/07/13



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人名 ドウス 昌代
よみがな

どうす まさよ

プロフィール

1938年生まれ。早稲田大学文学部卒業。米国在住。77年、『東京ローズ』(サイマル出版会)でデビューし、講談社出版文化賞ノンフィクション部門受賞。
92年、『日本の陰謀』(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞。2000年、『イサム・ノグチ』(講談社)で講談社ノンフィクション賞を受賞

作品

東京ローズ―反逆者の汚名に泣いた30年
サイマル出版会、1977年1月
東京ローズ
(文春文庫、1982年11月)
東京ローズ
(新装版、文藝春秋、1990年5月)
敗者の贈物―国策慰安婦をめぐる占領下秘史
講談社、1979年7月
私が帰る二つの国
文藝春秋、1980年7月
私が帰る二つの国
(文春文庫、1985年11月)
かりふぉるにあ通信
文藝春秋、1982年6月
ブリエアの解放者たち
文藝春秋、1983年9月
ブリエアの解放者たち
(文春文庫、1986年12月)
マッカーサーの二つの帽子
講談社文庫、1985年8月
敗者の贈物―特殊慰安施設RAAをめぐる占領史の側面
(改題、講談社文庫、1995年8月)
ハワイに翔けた女―火の島に生きた請負師・岩崎田鶴子
文芸春秋、1985年10月
ハワイに翔(か)けた女―火の島に生きた請負師・岩崎田鶴子
(文春文庫、1989年4月)
女たち、18人の熱い夢
新潮社、1987年10月
日本の陰謀―ハワイオアフ島大ストライキの光と影
文藝春秋、1991年9月
日本の陰謀―ハワイオアフ島大ストライキの光と影
(文春文庫、1994年9月)
トップ・ガンの死―核搭載機水没事件
講談社、1994年6月
水爆搭載機水没事件―トップ・ガンの死
(改題、講談社文庫、1997年6月)
イサム・ノグチ―宿命の越境者〈上〉
イサム・ノグチ―宿命の越境者〈下〉
講談社上下巻、2000年4月
イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者
イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者
(講談社文庫上下巻、2003年7月)

共著( )内は共著・編者など
母のキャラメル
(日本エッセイスト・クラブ編)
文春文庫、2004年7月

HP

備考
更新日 09/07/13



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原武史のノンフィクション100選:和書その1
※コメントは選者ご本人によるものです

わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈上〉 (ちくま文庫)
わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈下〉 (ちくま文庫)
愛新覚羅溥儀/小野忍ほか訳
ちくま文庫/1992年
嘘をついているという意味ではノンフィクションではない。しかし、その嘘から昭和史の一齣が浮かび上がるという意味ではすぐれたノンフィクションである

アーロン収容所 (中公文庫)
会田雄次
中公文庫/1973年
「やっぱり、とうとう書いてしまったのか」という冒頭の一文が重い。学者が記した貴重なノンフィクション作品

南蛮阿房列車 (光文社文庫)
阿川弘之
光文社文庫/2007年
狐狸庵、マンボウを同伴しての珍道中に、中学、高校時代の私は幾度笑わされたか

朝倉毎人日記〈大正15年~昭和8年〉 (1983年) (近代日本史料選書〈9-1〉)
朝倉毎人日記 (昭和9年~昭和11年) (近代日本史料選書 (9‐2))
朝倉毎人日記 昭和12年~昭和15年6月 (近代日本史料選書)
朝倉毎人日記 昭和15年7月~昭和17年 (近代日本史料選書)
朝倉毎人日記〈昭和18年~昭和20年〉 (近代日本史料選書)
朝倉毎人日記〈昭和21年・自伝草稿・関係書簡〉 (近代日本史料選書)
朝倉毎人/阿部武司ほか編
山川出版社/1983年
政府が定めた「国民奉祝の時間」や「全国民黙祷時間」に忠実に従う経済人の姿が何ともおかしい

ヒトラー全記録―20645日の軌跡
阿部良男
柏書房/2001年
ヒトラーの自決までの日々の記録。眺めているだけで飽きない

寒村自伝〈上巻〉 (1975年) (岩波文庫)
寒村自伝〈下巻〉 (1975年) (岩波文庫)
荒畑寒村
岩波文庫/1975年
明治社会主義者のなかで最も長く生きた人物の自伝。大学時代に読み、岩波文庫に入ったことを素直に喜ぶ無邪気さに好感をもった

三島由紀夫「日録」
安藤武
未知谷/1996年
三島由紀夫の日記に代わり得る、自決までの日々の記録。三島に言及することが多いので愛用している

人間革命〈第1巻〉 (1965年)
新・人間革命 (第1巻) (聖教ワイド文庫 (011))
池田大作
聖教新聞社/1965年、2003年
小説の体裁をとっているが、創価学会の歴史を知る上には欠かせない

若き日の日記 (1) (聖教ワイド文庫 (021))
若き日の日記〈2〉 (聖教ワイド文庫)
若き日の日記 (3) (聖教ワイド文庫 (023))
若き日の日記 (4) (聖教ワイド文庫 (024))
池田大作
聖教ワイド文庫/2005年
池田大作が戸田城聖にいかに私淑していたかがわかる。この日記が「若き日」に書かれたままの文章であることを信じたい

Emperor of Japan
伊奈英次
Nazraeli Press/2008年
神武から昭和までの天皇陵の写真集。忘れられた時代の記憶がここにある

兵役を拒否した日本人―灯台社の戦時下抵抗 (岩波新書)
稲垣真美
岩波新書/1972年
明石順三率いる灯台社の戦時下における苛烈な抵抗に胸を打たれる

パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書)
井上章一
朝日選書/2002年
こういう研究を真面目にやることで成り立つノンフィクションもあることを教わった

ペルソナ―三島由紀夫伝 (日本の近代猪瀬直樹著作集 2)
猪瀬直樹
小学館/2001年
猪瀬自身が明大大学院出身ということもあり、三島と橋川文三の関係を重視しているところに魅力を感じた

ミカドの肖像 (小学館文庫)
猪瀬直樹
小学館文庫/2005年
いろいろ言いたいこともあるが、プリンスホテルと皇族の関係に光を当てた功績はやはり認めねばなるまい


「和書その2」に続く


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