先日、他の講員から日本は外国人に優しくないという指摘を受けた。
確かに日本は伝統的に難民や移民を受け入れない方針をたてている。つまり外国人に優しくしないのが、この国のやり方である。
瀋陽の大使館員の「亡命者を受け入れないように」という発言や最近のクルド人難民を追い出した事件でもそれはよく分かる。
この方針は分からないこともない。
この方法は難民問題を生まないという素晴らしい利点がある。また単一民族国家にすれば紛争も起きないし、職にあぶれた被差別民族による治安の悪化や暴動を心配する必要もないし、移民により職にあぶれた自国民の暴徒化も起きない。
移民が宗教を信じていると事態は更に厄介になる。宗教問題なんて織田信長が見事に政治と宗教を分離して以来、日本人にはまったく縁のない話題であり、今さら移民が増えることでそんな問題が起きても対処するノウハウがないのである。
ただし他人を受け入れない閉鎖的社会は活気を失うというリスクも受け入れなくてはいけない。
それ以前に、そんな社会はつまらないものである。
一方イタリアは人道を優先し年間１万人の難民を受け入れているが、生産性の向上を伴わない受け入れのため国内に深刻な経済問題と差別問題を生んでしまっている。
アメリカは生産性の向上につながる優秀な移民は受け入れ、そうでない者は厳格な警戒態勢と制限を設けてゆるかやに受け入れている。２つの方法の良いとこ取りである。しかしそれでもアメリカでは生産性の低い難民を持て余しており、また国内に民族同士の対立を生じさせ、政情不安を引き起こしかねなくなっている。
何よりもアメリカは民主国家であり、移民の増加が直接政治バランスの変化につながってしまう性質を持っている。新参者が政治の中に入るのを嫌う先住民との対立が生じるのは必然である。
その件について話をしていて思い出したことがある。
今の中華人民共和国、清朝末期の支那における移民問題である。
１８世紀から１９世紀にかけて支那は人類史上まれに見る急激な人口増加を経験した。
例えば広西の人口は１７２４年に２０万２７００人余、１７４９年に３６８万７０００人強、そして１８５１年には７８２万３０００人強にまでなっている。
わずか２０年間で人口が１８倍に膨れあがり、その後１００年の間に更に２倍の人口になったのである。それに比べて耕地はわずか２割程度しか増えていなかった。
飢える者がちまたにはあふれることになった。
この急速な人口増加の原因は移民の大量増加である。この増加は特に広西をはじめとする台湾、奉天、四川（しせん）、雲南などの辺境で著しかった。移民の多くは客家であった。
客家（はっか）である彼らは広東語とは異なる客家方言を使い、女性も纏足をせずに力仕事に従事し、衣食住の全てにおいて独自の文化を守っていた。
当時の全ての支那人男性が強要させられたべん髪の手入れもいい加減で、髪が伸びすぎてべん髪でなくなっても平気で村を歩く者も珍しくなかった。町でこんなことをすれば間違いなく反逆者扱いされることだろう。
そんな彼らは支配民族である漢人にとっては体内の異物であり、常に差別の対象となる運命にあった。
ただでさえ虐げられる運命にあった彼らは、貧困の原因であるとして徹底的に嫌われた。現在の世界でも多くの国が抱える難民問題がここにはあった。
歴史では、やがてこの客家の中から神を名乗る男「洪秀全」が表われ、差別され飢えた人々を武装蜂起（ほうき）させ、一時は支那の半分を制覇するまでの大反乱「大平天国の乱」を起こしたのであった。
移民や難民の受け入れは、人道的なやり方だけでは解決することはできない。
彼らを受け入れるだけの土地や資源、彼らを生産活動に従事させるための仕組み、理解できない異文化を体内に取り込む覚悟が必要なのである。
それらがうまくいけば、国内の生産性が上がり私たちにも恩恵が帰ってくる可能性もある。
しかし失敗すれば国内に民族対立が生じるだけとなってしまいかねないのである。
そういえば、クルド人の強制送還について面白いコメントを読んだので最後に引用しておこう。
クルド難民を汚物扱いしてトルコに強制送還した東京入管の迅速すぎるイイ仕事に感動。コレだよコレコレ！これが日本人の本性だよなと世界中も感動したろう（笑）。何がそんなに嬉しいんだか怨念会見で涙と鼻水ドバドバ流しながら見苦しくぎゃあぎゃあ泣きわめいてた弁護士がいたが、あの野郎、ほんとーに不謹慎だよな（笑）、感動してうれし泣きする暇があったら残った遺族の（まだ家族だかそのうち遺族）亡命先でも考えてやれよ！こんな薄情な国で死に至る強制退去を待つぐらいなら北朝鮮に行って餓死した方がまだ人間の尊厳が守れるぜ！しっかし見事な対応だよなあ。久々に素晴らしくけつの穴の狭い「島国根性」を見せて貰ってオレは本当に大満足だぜ！ああもう、この国に生まれて本当に良かったよ！（笑）赤飯炊くぜ畜生。あの父子が公開処刑されたら入管の連中はシシカバブー喰いながら乾杯するんだろうな。日本に残ってる遺族の（まだ家族か）表情とともに生中継してくんねーかな？やっぱり日本人は世界のどこよりも薄情で冷酷で無慈悲で残酷な超鬼畜じゃなくちゃ亜細亜の貧乏国のタカリどもにナメられちまうからな。外務省の連中も、国家を持たないクルド人に親切にしたって一文の得にもなんねーってソロバンはじいてんだろ、賢いね～。まあ、あんな奴らに甘い顔すると調子こいて難民がぎょーさん押し寄せてクルド（笑）。←（コレが言いたかった～！）要は「大人は自分の手を汚さない！それが常識だ！」ってことなんだろう。そんな教訓の多いニュースなのに、残った遺族（まだ家族だが）の娘っ子たちが意外に可愛くて、その泣き顔を見て「あの女どもにオレのムスコと肛門をまるごとシャブって貰いてぇ～！」と妄想して晩のオカズにセンズリこいた野郎が全国に約１０００万人（オレの妄想電波調査による）。妄想だから何やったってお前らの自由だけど、あんまり無茶なプレイは妄想すんなよな、全部オレのアタマに届いて最近うるさくてたまんねえんだ（怒）。
http://data-house.oc.to/users/100/
この素敵すぎるコメントをした人物については明日に紹介したいと思う。
確かに日本は伝統的に難民や移民を受け入れない方針をたてている。つまり外国人に優しくしないのが、この国のやり方である。
瀋陽の大使館員の「亡命者を受け入れないように」という発言や最近のクルド人難民を追い出した事件でもそれはよく分かる。
この方針は分からないこともない。
この方法は難民問題を生まないという素晴らしい利点がある。また単一民族国家にすれば紛争も起きないし、職にあぶれた被差別民族による治安の悪化や暴動を心配する必要もないし、移民により職にあぶれた自国民の暴徒化も起きない。
移民が宗教を信じていると事態は更に厄介になる。宗教問題なんて織田信長が見事に政治と宗教を分離して以来、日本人にはまったく縁のない話題であり、今さら移民が増えることでそんな問題が起きても対処するノウハウがないのである。
ただし他人を受け入れない閉鎖的社会は活気を失うというリスクも受け入れなくてはいけない。
それ以前に、そんな社会はつまらないものである。
一方イタリアは人道を優先し年間１万人の難民を受け入れているが、生産性の向上を伴わない受け入れのため国内に深刻な経済問題と差別問題を生んでしまっている。
アメリカは生産性の向上につながる優秀な移民は受け入れ、そうでない者は厳格な警戒態勢と制限を設けてゆるかやに受け入れている。２つの方法の良いとこ取りである。しかしそれでもアメリカでは生産性の低い難民を持て余しており、また国内に民族同士の対立を生じさせ、政情不安を引き起こしかねなくなっている。
何よりもアメリカは民主国家であり、移民の増加が直接政治バランスの変化につながってしまう性質を持っている。新参者が政治の中に入るのを嫌う先住民との対立が生じるのは必然である。
その件について話をしていて思い出したことがある。
今の中華人民共和国、清朝末期の支那における移民問題である。
１８世紀から１９世紀にかけて支那は人類史上まれに見る急激な人口増加を経験した。
例えば広西の人口は１７２４年に２０万２７００人余、１７４９年に３６８万７０００人強、そして１８５１年には７８２万３０００人強にまでなっている。
わずか２０年間で人口が１８倍に膨れあがり、その後１００年の間に更に２倍の人口になったのである。それに比べて耕地はわずか２割程度しか増えていなかった。
飢える者がちまたにはあふれることになった。
この急速な人口増加の原因は移民の大量増加である。この増加は特に広西をはじめとする台湾、奉天、四川（しせん）、雲南などの辺境で著しかった。移民の多くは客家であった。
客家（はっか）である彼らは広東語とは異なる客家方言を使い、女性も纏足をせずに力仕事に従事し、衣食住の全てにおいて独自の文化を守っていた。
当時の全ての支那人男性が強要させられたべん髪の手入れもいい加減で、髪が伸びすぎてべん髪でなくなっても平気で村を歩く者も珍しくなかった。町でこんなことをすれば間違いなく反逆者扱いされることだろう。
そんな彼らは支配民族である漢人にとっては体内の異物であり、常に差別の対象となる運命にあった。
ただでさえ虐げられる運命にあった彼らは、貧困の原因であるとして徹底的に嫌われた。現在の世界でも多くの国が抱える難民問題がここにはあった。
歴史では、やがてこの客家の中から神を名乗る男「洪秀全」が表われ、差別され飢えた人々を武装蜂起（ほうき）させ、一時は支那の半分を制覇するまでの大反乱「大平天国の乱」を起こしたのであった。
移民や難民の受け入れは、人道的なやり方だけでは解決することはできない。
彼らを受け入れるだけの土地や資源、彼らを生産活動に従事させるための仕組み、理解できない異文化を体内に取り込む覚悟が必要なのである。
それらがうまくいけば、国内の生産性が上がり私たちにも恩恵が帰ってくる可能性もある。
しかし失敗すれば国内に民族対立が生じるだけとなってしまいかねないのである。
そういえば、クルド人の強制送還について面白いコメントを読んだので最後に引用しておこう。
クルド難民を汚物扱いしてトルコに強制送還した東京入管の迅速すぎるイイ仕事に感動。コレだよコレコレ！これが日本人の本性だよなと世界中も感動したろう（笑）。何がそんなに嬉しいんだか怨念会見で涙と鼻水ドバドバ流しながら見苦しくぎゃあぎゃあ泣きわめいてた弁護士がいたが、あの野郎、ほんとーに不謹慎だよな（笑）、感動してうれし泣きする暇があったら残った遺族の（まだ家族だかそのうち遺族）亡命先でも考えてやれよ！こんな薄情な国で死に至る強制退去を待つぐらいなら北朝鮮に行って餓死した方がまだ人間の尊厳が守れるぜ！しっかし見事な対応だよなあ。久々に素晴らしくけつの穴の狭い「島国根性」を見せて貰ってオレは本当に大満足だぜ！ああもう、この国に生まれて本当に良かったよ！（笑）赤飯炊くぜ畜生。あの父子が公開処刑されたら入管の連中はシシカバブー喰いながら乾杯するんだろうな。日本に残ってる遺族の（まだ家族か）表情とともに生中継してくんねーかな？やっぱり日本人は世界のどこよりも薄情で冷酷で無慈悲で残酷な超鬼畜じゃなくちゃ亜細亜の貧乏国のタカリどもにナメられちまうからな。外務省の連中も、国家を持たないクルド人に親切にしたって一文の得にもなんねーってソロバンはじいてんだろ、賢いね～。まあ、あんな奴らに甘い顔すると調子こいて難民がぎょーさん押し寄せてクルド（笑）。←（コレが言いたかった～！）要は「大人は自分の手を汚さない！それが常識だ！」ってことなんだろう。そんな教訓の多いニュースなのに、残った遺族（まだ家族だが）の娘っ子たちが意外に可愛くて、その泣き顔を見て「あの女どもにオレのムスコと肛門をまるごとシャブって貰いてぇ～！」と妄想して晩のオカズにセンズリこいた野郎が全国に約１０００万人（オレの妄想電波調査による）。妄想だから何やったってお前らの自由だけど、あんまり無茶なプレイは妄想すんなよな、全部オレのアタマに届いて最近うるさくてたまんねえんだ（怒）。
http://data-house.oc.to/users/100/
この素敵すぎるコメントをした人物については明日に紹介したいと思う。
