ガエル記

本・映画備忘録と「思うこと」の記録

2018年アニメ総括

2018-12-31 04:55:44 | アニメ
あくまでも私の、という意味です。
今年のアニメとしてはかなり昔の製作放送でありながら私としては今年になって初めて観た「少女革命ウテナ」と「輪るピングドラム」
これらは映画鑑賞のイマイチ巻と大きく異なって今更ながら大感動でした。遅すぎですが幾原邦彦というアニメ作家を知ることができたのは今年の何よりの収穫でありました。特に「ウテナ」を観ていたときの毎日の幸福感は至高でした。絵柄の美しさと深いテーマと楽しいストーリー、アニメとしてこれ以上ないほどの素晴らしい完成度を感じました。あんな興奮と幸せを再度期待するのは贅沢というより無理筋なことですが、願わくば来年も少しでもなにかしら味わえると嬉しいことです。
来年は「ユリ熊嵐」を観たいと思っています。

逆に大いなる失望を味わったのはこれも今さら鑑賞したものですが「魔法少女まどか☆マギカ」でした。名作と聞いていたので正直「ウテナ」よりずっと期待していたのですが、まさかこんな女性蔑視というより女性抑圧アニメ作品だったとは思いもよりませんでした。こうした考え方が女性生を抑圧し過剰な縛りと重責を課していくことに男性も女性も気づかなければならないと思うのです。
少女が望むと魔法少女になり、魔法少女がやがて魔女になる、などという世迷い言に耳を傾けてはなりません。
少女はどんなに望んでも少女のままでやがて大人の女性になるだけです。魔法少女にも魔女にもなりません。

リアルタイムでは「ゴールデンカムイ」「進撃の巨人」を見ていましたが特別ということはないように思えました。他に観続けたものはないんですよね。「はたらく細胞」も「風が強く吹いている」も続けきれませんでした。
最も楽しめたのは「ポプテピピック」でしたね。2018年の最初だったのであやうく忘れるところでした。「ポプテピピック」は楽しかったです。かわいくて切れてて面白かったですね。あんなのもっとないのかな、と願ってしまいます。

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