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サムスン電子営業利益 前年同期比60・36%減と急落

2019年04月10日 | ニュース・報道

 先日もサムスンがアマゾンから8000億円に及ぶDRAMのリコールとのニュースが流れていましたが、5日に明らかになったサムスンの1~3月期四半期ベースの営業利益が、6兆ウォン台に減少しました。

それでも四半期だけで6兆ウォン(約6100億円)も利益有るんですからすごいことではあるのですが、つるべ落ちしに急落する利益を止める手立てがないと、サムスンだけでなく国家の危機になります。

 サムスン電子が5日発表した2019年1~3月期連結決算(暫定集計)は、営業利益が前年同期比60・36%減の6兆2千億ウォン(約6100億円)となった。

 昨年の10~12月期連結決算(暫定集計)でも、営業利益は7~9月四半期から38.5%減少し、10兆8000億ウォン(約1兆500億円)でした。

 昨年7月~9月四半期の営業利益は過去最高で17兆5700億ウォンもあったのに、それが一転、今期の1~3月期の営業利益6兆2千億ウォンへと急落しています。

 これからもサムスンの営業利益は減ることはあっても回復する兆しは見えません。
サムスンの売り上げに寄与してきた中国も、自前でDRAM生産に目途が立つようになり、サムスンからの購入は半減するかもしれない。それどころからサムスンと中国企業は競業関係になるでしょう。

半導体はサムスンが中国市場で利益を上げるどころか、中国企業に市場を淘汰されてしまうかも知れない。

>サムスン営業利益6割減 1~3月期、半導体不振
2019.4.5 16:29 SankeiBiz

 韓国の電機大手、サムスン電子が5日発表した2019年1~3月期連結決算(暫定集計)は、半導体事業の環境悪化などが響き本業のもうけを示す営業利益が前年同期比60・36%減の6兆2千億ウォン(約6100億円)となった。売上高も14・13%減の52兆ウォンに落ち込んだ。

 聯合ニュースによると、営業利益が10兆ウォンを下回ったのは17年の第1四半期(9兆9千億ウォン)以降、初めて。サムスン電子は3月下旬、「ディスプレーや半導体事業の環境悪化」を理由に業績が悪化するとの見通しを示していたという。

 同社は事業部門別の実績を公開していないが、聯合によると半導体事業は昨年後半から業況の低迷が見込まれていた。(共同)

 


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