「笑 なんだそりゃ。」
「いや、近年、山で山菜取りなんかをしている人が熊に襲われることが多くなっているじゃろ。
あれは熊が人間をバカにするようになったからじゃないかとワシは思うのじゃよ。」
「なんで熊が人間をばかにするようになったんだい。」
「カンタンよ。人間が丸腰だということが熊にわかったからよ。」
「あー、なるほど・・・。」
「な、わしらの世代ならわかるだろ。」
「うむ。なんとなく・・・・・。」
「むかしは山に入るときはナタとか手斧をぶら下げていったもんだよ。
まあ。何らかの刃物は持っていたな。
ワシは田舎育ちだからよくわかる。
ワシは子どもの時からよく山に行っていたのだが、熊やイノシシに襲われることは一度もなかった。動物は人間の気配を感じるだけで逃げて、影も形も見せなかったものよ。
それが最近は平気で人間に姿を見せるようになった。
これは、人間が自分たちに有効な武器を持っていないことが動物たちに知れたからではないかな。」
「うーむ。そこまで動物にわかるかねー。」
「動物は人間が思っておるよりずっとカシコイ。
それに人間のことをよーく見るとる。
人間はあらゆる動物にとっての天敵じゃからな。
だから、最近の日本人が様子が違っていることもわかっとるわけよ。
昔の日本人は熊やイノシシから見ても危険な存在だったが、いまはこんなもんじゃないかい?
ぶうぶう子ブタちゃん。(笑)」
「子豚のほうが逃げ足がはやいかも。(笑)
たしかにそうだなァ。道具を奪われた人間は最も弱い動物かもしれない。」
「だから平気で近づいてくる。
「人間がヤバイものを持っている可能性があると警戒していたら、熊だってケガをするのはイヤだから近くには来ないだろう。」
「そういや、このあいだ人間を襲ったツキノワグマは体長1メートルくらいだったとか。それで人間を〇せるんだから。
たしか、消防隊員だった人が短いナイフで抵抗して撃退したんだっけ。」
「そう。ところが、そのナイフだって、持っている状況によっては軽犯罪法か銃刀法違反に問われる恐れがある、というのだからどうしようもないわ。」
「うーーーん。山に行くのだから大丈夫ではないかな。」
「キャンプなどで使用するのならナタや手斧もオーケーとなっている。しかし、実際はそうでもないんだな。
ここによくまとめられている。
ヤフコメにしては珍しくいい記事。(笑)
「うーむ。
日本では、自分は常識の範囲で行動していると思っても、法律に引っかかったり、逮捕されるケースが多いもんなァ。」
「世界に冠たる警察国家とはこういうものなんだろうな。
渋谷のハロウィーンでは区と警察の警告を知らないで渋谷に行って酔っ払っていた若者が7,8人の警官に取り押さえられたり。情弱とはいうもののカワイソ。(笑)
こんなのおかしいだろ、と叫んでいたみたいだけど。(笑)」
「阪神が優勝した時の道頓堀も。
グロテスクなくらいの数の警察官で埋めていたな。」
「先進国といわれる国では、
犯罪取り締まりの強化、という国の方針は、経済的予防策によって犯罪を根絶しようとする真摯な努力を否定するもの、と考えられているのだが、日本ではそんな考えが入る余地はないんだな。(笑)」
「うーむ。外国からも動物からもバカにされ軽蔑される日本人という未来か。
先行きが短いのは幸せかもなァ。」
「(笑)まあ、まあ。そういわず、長生きしようよ。」
「うーーーむ。
それにしても、動物の知能と本能を理解しないで、熊の数が増えたから人の近くに来る、とか、結果、人が襲われたからあたりの熊を皆〇しにするとか。
アホが自分たちはカシコイと思い込んでいるような世の中だ。
横暴な皆〇し官僚公務員と丸裸の子豚ちゃん状態の民間人。
イヤな未来しか見えん。」
「(笑)」